大学 教育目標・3ポリシー

INDEX
 

昭和女子大学

教育目標

 昭和女子大学は建学の精神や理念に基づき、グローバル社会で主体的に役割を担える女性の育成を目的にしています。在学中に次の力を高めることを教育目標とします。
[知識・技能]
 教養と専門知識・技能を身につけ社会に貢献する力
[自主・自律]
 主体性をもって挑戦し最後までやり遂げる力
協働・調和]
 自らに誇りを持ち多様な人々と協働する力

アドミッション ・ポリシー (入学者受入れ方針)

 注:正式な英語版は、各アドミッション・ポリシーの末尾にあるボタン<Admission Policy (English)>からダウンロードしてください。

 昭和女子大学は、「世の光となろう」を建学の精神とし、[知識・技能][自主・自律][協働・調和]の教育目標と学位授与方針を定めています。これを達成するために定められた教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学者を募集し、多面的、総合的に選抜します。
[知識・技能]
  • 入学を希望する学部・学科の教育課程で必要となる教科・科目の知識・技能ならびにその表現・活用方法を身につけている。
[自主・自律]
  • 自身の目標をもち、学部・学科の教育課程に従い専門知識・技能を主体的に習得する学習習慣を身につけている。
[協働・調和]
  • 様々なプロジェクトに参画し、活動の中で他者と協働し目標達成・問題解決を図る意欲がある。

 本学の教育目標に基づいてアドミッション・ポリシーに記載した[知識・技能][自主・自律][協働・調和]は、文部科学省が提示する「学力3要素」に下記の表のような対応をしています。知識・技能は、学力の3要素における1.「知識・技能」の確実な習得と2.(1.を基にした)「思考力・判断力・表現力」に対応します。自主・自律および協働・調和は3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度「主体性・多様性・協働性」に対応します。
アドミッション・ポリシーと「学力の3要素」の対応
アドミッションポリシー 学力の3要素
知識・技能 1.「知識・技能」の確実な習得
2.(1.を基にした)「思考力・判断力・表現力」
自主・自律
3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度「主体性・多様性・協働性」
協働・調和

カリキュラム・ポリシー (教育課程の編成方針)

 昭和女子大学では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、専門教育科目、文化講座を体系的に編成します。教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。
 
[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語の他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 専門教育では、専門分野の体系性に基づいて必修科目と選択科目を分け、順次性をもって学期別に科目を配置します。
  4. 1年次に専門基礎科目を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  5. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として4年次の卒業論文または卒業研究、卒業制作、卒業プロジェクト等を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  6. キャリア教育を推進するためキャリア・コア科目とインターンシップを開設します。
  7. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  8. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  9. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的に通用する人材を育成します。
 
[教育方法]
  1. 各科目の期中において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  2. 能動的学修の充実のため、アクティブ・ラーニング、プロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。
 
[学修成果の評価]
  1. 全学での評価は1.学習時間・学修経験に関するアンケート調査、2.卒業要件充足者の把握によって行います。
  2. 学科での評価は、学科が定める方法によって行います。
  3. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文または卒業研究、卒業制作、卒業プロジェクトのいずれかに対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー (学位授与方針)

 昭和女子大学は、「世の光となろう」を建学の精神とし、学則第1条に定める「高等教育機関として、また、学術文化の研究機関としての使命に鑑み、善を尚び美を愛し真を究めて、文化の創造と人類の福祉に貢献する女性を育成する」ことを目的としています。その達成のために、次の能力を修得し所定の単位を修めた学生に対して学位を授与します。

[知識・技能]
  • 教養と専門知識・技能を身につけ応用できる。
  • 社会について理解を深め貢献できる。

[自主・自律]
  • 自ら課題を発見し目標を設定できる。
  • 目標に向かって多角的に考えやり遂げることができる。

[協働・調和]
  • 自己の特性を理解するとともに他者を尊重し多様な人々と協働できる。

カリキュラムツリー

 本学では,体系的な教育課程を視覚化するため、3ポリシーの達成に向けて授業科目の連携と、学修の順序を示したカリキュラム・ツリーを全ての学科において策定しています。

カリキュラムツリー

一般教養

カリキュラム・ポリシー

 全学共通教育センター一般教養は、人間や人間に関わる歴史、社会、文化、更にそれらを取り巻く環境、自然などについての知を、学生の一人一人が拡げ、それをもとにものの見方、考え方の基盤を築き、どのような場合にも自らを失うことなく、考え、判断し、行動できることを願って、カリキュラムの編成を行っています。
 
  1. 一般教養科目は、<必修教養>の他、<基幹教養・人文系>、<基幹教養・社会系>、<基幹教養・自然科学系>、<発展教養>、<体験型教養>の五つの分野に分類され、これらの分野を自由に横断して科目履修できるように構成されています。
  2. 一般教養科目は、原則的には初年次から最終年次までの間に、特定の目標をもって系統的に学ぶことも、また時々の興味、関心に応じて自在に学ぶこともできます。
  3. ものの見方、考え方の基盤を築くために必要な、哲学、法学、科学史などの諸学の基礎となる科目を重視したカリキュラム編成を行います。
  4. 専門学科との意思疎通を図ることにより、専門と教養の知識・知見を相乗的に高められるカリキュラムの設計を行います。
  5. 一般教養科目の学びを通して、学びや知識そのものが、人に喜びを与え豊かさをもたらすことを実感できる科目作り、科目編成を心がけます。

各学部・学科のポリシー

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人間文化学部 日本語日本文学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、日本の言語文化に興味を持ち豊かな言語感覚を養い、表現する力を身につけようとする人、修得した力を活かして多様な人々と協働して社会に貢献する意欲を持った人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・国 語:言語文化についての基礎知識を持ち、まとまった文章を読解・考察して、論理的に意見を述べることができる。
・外国語:卒業までに求められる英語4技能を習得し、活用することができる。
・地理歴史:日本の歴史・文化や世界各地域の歴史・文化を理解し、広い視野から文化について考察することができる。
 註:古典に関わる科目の修得を強く薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・日本や世界の文学作品を幅広く読み、言語文化についての基礎知識を身につける。
・多様なジャンルの文章(例として思想・哲学・社会学など)を、問題意識を持って読み解き、読解力・思考力を身につける。
・語彙力、論理性を備えた文章力、ならびにコミュニケーション能力の向上に努める。
・異なる文化や社会背景を持つ人々を理解し、協力して活動することに努める。

カリキュラム・ポリシー

 日本語日本文学科では、学位授与方針に掲げる能力である主体的な学びを通した広い視野と豊かな教養を修得させるために、本学のカリキュラム・ポリシーに則り、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門科目を体系的に編成します。
 教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語の他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 専門教育では、専門分野の体系性に基づいて必修科目と選択科目を分け、順次性をもって学期別に科目を配置します。言語コース(日本語学・日本語教育)・文学(古典文学・近現代文学)コースの2コース制を置きます。
  4. 言語コース・文学コースの2コース制のもと、両コース領域に通じる基礎的な力を養う科目は、1・2年次対象の必修、または共通科目として配置します。各コース科目は、それぞれ下級学年用のⅠ群科目と上級学年用のⅡ群科目に分類し、高度な専門性が身につくよう配置します。
  5. コースプロジェクト科目を開設し、専門分野に関するさまざまな企画・実践・協働を通じて個々の学びを深化させるとともに、その成果を外部へと発信する力を養います。
  6. 国際的な視野を広げると共に伝統的な観点も重んじながら、日本の言語文化を捉える多角的な学びを実現するための文化論科目を配置します。
  7. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として4年次に必修の卒業論文を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  8. キャリア教育を推進するため、キャリア・コア科目とインターンシップを開設します。1年次から、専門科目の一環として、ICTスキルや実践的な文章表現の向上、またコミュニケーション能力の進展、創作や編集などキャリア支援に関する科目を配置します。
  9. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  10. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  11. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・日本語教育実習を含む海外研修プログラムを開設し、国際的な視野から、日本の言語文化を相対的・多角的にとらえる機会を設けます。

[教育方法]
  1. 各科目の期中において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。あらゆる社会活動の根本となることばの運用能力を高めるために、論理的文章の読解と執筆、口頭発表の機会を設けます。
  2. 能動的学修の充実のため、アクティブ・ラーニング、プロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文に対する評価によって行います。 

ディプロマ・ポリシー

 日本語日本文学科は、所定の単位を修めたうえで、言語コース・文学コースにおける主体的な学びを通し、広い視野と豊かな教養を身につけ、下記の能力を修得した学生に対して学位を授与します。
  1. 日本の言語文化についての深い理解を持ち、次の世代に継承できる。
  2. 日本の言語文化への学びを通して、論理的で柔軟な思考力を獲得し、明確に表現することができる。
  3. すべての社会活動の基盤となるすぐれた日本語運用能力を身につけ、それを社会生活において活用し、貢献することができる。
  4. 日本の言語文化を学ぶ過程での錬磨を通じて、自ら課題を見出し、適切な目標を掲げ、遂行することができる。
  5. 多様な文化背景を理解し、様々な人々と協働して行動することができる。

<言語コース>
  1. 日本語に関する専門的な知識と分析力を持ち、実社会において的確かつ明快な言語運用ができる。
  2. 日本語教育に関する知識と技能を持ち、実践現場への応用ができる。

<文学コース>
  1. 日本文学の学びを通して得た知識、人間洞察力を活かして、社会活動に貢献できる。
人間文化学部 歴史文化学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、日本と世界の歴史・文化に関心を持ち、異なる文化を理解することにつとめ、積極的に地域との協同プログラム、海外研修などのフィールドワークに参加する意欲的な人を求めます。また、社会への興味関心を持ち、歴史・文化を解明していくなかで得た知見や情報分析能力を様々な分野で活かせる方を求めます。本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・歴 史:日本や世界の歴史・文化・美術を理解し、様々な地域を比較して考察したり、自分の言葉で考えを発信したりすることができる。
・地 理:日本や世界の民族・風土を理解し、グローバルな考えを持つことができる。
・外国語:基本的な文法や単語を習得し、コミュニケーションができる。
・国 語:論理的思考力をもって「話す」「聞く」「書く」「読む」ことができる。
 註:様々な分野への関心を高めるため、多くの科目をバランス良く履修することを薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・歴史をみつめるための現代的視点を獲得するため、書籍・新聞などから情報の収集につとめる。
・異なる文化や社会背景を理解し、自分とは異なる意見を持つ他者と協調しながら自分の意思を表現する力を身につける。
・博物館や美術館などで、実物資料に接する体験を通じて、歴史や文化を学ぶ習慣をつける。

カリキュラム・ポリシー

 歴史文化学科では、学位授与方針に掲げる能力を習得させるために、本学のカリキュラム・ポリシーに則り、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門科目を体系的に編成します。教育内容、教育方法、学修成果の評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語の他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 人文学の専門分野から、歴史・地理と文化の2分野において、各自が課題を見出し、有形・無形の史資料を取材・整理・解析・考察できる能力を養成するために講義科目、演習科目を体系的に学べるよう配置します。
  4. 概論、基礎・調査法などの基礎科目から、特論へと専門性を高めるよう段階的に配置します。
  5. 専門分野を学ぶ基礎力と主体的な研究姿勢や発表力を養うために、1年次には専門基礎科目「歴史文化基礎Ⅰ」を、2年次には「歴史文化基礎Ⅱ」をそれぞれ配置します。
  6. 3年次には各自が希望する専門分野で卒業論文の作成につながる演習科目を配置します。
  7. 多文化の理解や文化財の知見を深める体験学習として、史料調査・民俗調査・遺跡発掘や国内外の研修旅行などグループで活動するフィールド・ワーク、文化財の取り扱いなどの技能を身に付けるための各種の実習科目を配置します。
  8. 異文化圏の人々とのコミュニケーション能力を高めるために、ボストン校における短期留学や諸外国への留学や研修を推奨し、専門科目の中に配置します。
  9. 地理歴史・社会科の教職課程、国内外の歴史・文化に関する研究・教育・展示各活動に関わる学芸員課程、記録の選別・保存・管理・公開等に関わるアーキビスト課程、埋蔵文化財に関する技術と知識を活かす考古調査士の科目群を、専門科目の中に配置します。
  10. 修得した理論、技能、表現力などを総合して「卒業論文」を集大成として配置します。
  11. 専門知識と自己の能力や特性を社会貢献の場で生かすため、また自らの進路を拓くために、実践的キャリアスキルとしての発想力・企画力・組織力・表現力・発信力を伸ばす講座を配置します。
  12. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  13. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。

[教育方法]
  1. 各科目の期中において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  2. 各科目では、講義科目においてグループワークを取り入れるなど、各自が能動的に取り組めるよう指導します。
  3. 文献講読や史料解読などを通して原典史料の重要性を理解し、読み解く力を育みます。
  4. フィールド・ワークでの調査レポート作成、口頭による成果発表(プレゼンテーション)の機会を設けるなど、実践的な能力を育てる体験学習を積極的に採りいれます。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文に対する評価によって行います。 

ディプロマ・ポリシー

 歴史文化学科は、所定の単位を修めたうえで、日本と世界の歴史や文化についての幅広い教養と専門知識・技能を修得し、下記の能力を修得した学生に対して学位を授与します。

[知識・技能]
  1. 人文学の幅広い教養と、歴史・文化の専門知識・技能を体系的に身に付け、歴史や文化的な課題に対する情報を適切に収集し、実証的・論理的に解析を行なうことができる。
  2. 国内外の歴史・文化について広い視野からの調査研究を行ない、国際社会への理解を深め、自らの知見や提案を発信する能力を活かし実社会に貢献できる。

[自主・自律]
  1. 有形・無形の歴史的・文化的所産を史資料として学ぶ中から、自ら課題を見出し、その解析方法を思考し、具体的な目標を設定することができる。
  2. 自らが定めた目標と直面する様々な課題解決を目指し、情報収集に努め、多角的・理論的な思考と分析に継続して取り組むことができる。

[協働・調和]
  1. 自己の能力と特性を理解し、国際社会の一員としての自覚と、他者の価値観を尊重できる思慮深さをもって、社会規範やルールに依拠して行動できる。
  2. 異なる歴史・文化を背景とする人々との相互理解を深めるため、協働して文化財の調査研究・公開・活用の促進を図り、国際協力の推進と教育普及に寄与できる。
国際学部 英語コミュニケーション学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、世界の動向に関心を持ちながら英語を中心に学修 する人、留学プログラムに積極的に参加し、知識や経験を活かして社会に貢献する意欲を持った人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語:英語の「話す」「聞く」「書く」「読む」技能を用いて、コミュニケーションを取ることができる。
・国 語:日本語の「話す」「聞く」「書く」「読む」技能を用いて、メッセージを受け取り、自分の考えや気持ちを相手がわかるように伝えることができる。
・地理歴史:日本ならびに世界の諸地域の歴史や文化についての基礎的な知識を持ち、問題点を考察することができる。
・公 民:国内外の政治・経済・社会についての基礎的な知識を持ち、現代の多文化社会を考察することができる。
 註:英語を重点的に学ぶことを薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・英語の「話す」「聞く」「書く」「読む」技能の向上に真摯に取り組む。
・英語学習に意欲的に取り組み、その能力を測るひとつの尺度となる検定試験を積極的に受験する。
・国内外の社会や文化に関する問題を理解するために、書籍、新聞、各種メディア等を活用し情報を収集し分析に努める。
・論理的に考える力と自分の考えを文章や口頭で的確に表現する力を身につける。
・異なる文化・社会的背景を持つ人々の理解に努め、多様性を尊重する姿勢を身につける。

カリキュラム・ポリシー

 英語コミュニケ―ション学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門科目を体系的に編成します。
 教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では英語は習熟度別に授業を展開し、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語、ベトナム語は初修のレベルから集中的なカリキュラムが組まれています。
  3. 専門教育では、専門分野の体系性に基づいて必修科目と選択科目を分け、順次性をもって学期別に科目を配置します。
  4. 1・2年次では、英語スキル、学習スキル、情報コミュニケーションスキルに関連する必修科目を配置し、学問的知識や技能を段階的に学びます。
  5. 1・2年次では、学部共通科目、グローバル科目を配慮し、国際教養を身につけると共に、英語で学ぶ専門科目の学問的知識の基礎を学びます。
  6. 原則として、2年次後期までに海外に留学し、留学前にはボストン準備科目を、留学後には上級スキル科目に加え、英語のみで履修できる科目群を開講します。
  7. 専門教育では、1年次に導入となる概論科目を配置し、3年次前期から4年次後期には文化・言語と国際コミュニケーションの2つの専門領域の選択科目を開講します。
  8. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として4年次に必修の卒業論文・卒業制作を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  9. キャリア教育を推進するためキャリア科目とインターンシップを開設します。3年次にキャリア形成に関する課題発見、目標設定、解決に必要な情報収集を行う授業をそれぞれ配置します。
  10. 自己確立や創造力の育成、精神的、情操的な成長を目指すため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  11. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  12. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、テンプル大学日本校を含むさまざまな協定校への認定留学プログラムやダブルディグリープログラムを開設し、既定の単位を修得した場合、本学の卒業要件単位として認める制度を設置し、国際的に通用する人材の育成を目指し、国際感覚を育む機会を設けます。

[教育方法]
  1. 各科目の期中において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。英語での情報収集力や発信力を高めるため、英文を資料とした調査に基づくポートフォリオ作成、論理的文章や英文リサーチペーパーの執筆、プレゼンテーションなどの学生主体の学習を積極的に取り入れます。加えて、教科内容を題材にさまざまな言語活動を行うCLIL(Content and Language Integrated Learning:クリル)に基づく科目も実施します。
  2. 自律学習充実のため、プロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。
  3. 英語スキル科目は毎学期外部テスト等の客観的指標を基にクラス編成を行い、各自の習熟度に応じた授業を実施します。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文・卒業制作に対する評価によって行います。
  3. 4年間を通じ、英語運用能力伸長の測定のため定期的に外部テストを受検します。到達目標と学年別のクリアすべき最低点を設けます。 

ディプロマ・ポリシー

 英語コミュニケーション学科は、グローバルなものの見方に基づいた国際教養と専門知識・技能を修得する学びを通して、次の能力を修得し所定の単位を修めた学生に学位を授与します。

  1. 英語の基本的なリテラシーに基づき、コンテクストに応じた適切かつ有効な英語表現ができる。
  2. 多様化、グローバル化が進む社会に自ら挑戦する意欲や能力を有している。
  3. 企業、組織、地域などの様々な社会的集団の中で、英語によるコミュニケーション力や情報リテラシーを用いて主体的な役割を果たすことができる。
  4. 他者や社会に貢献する意思を持ち、的確に行動するための知識を有している。
  5. グローバルな視野に立った国際教養と専門知識を持ち、課題解決のために多角的・論理的に考え、自らの意見を発信することができる。
  6. グローバル社会において多様な背景や価値観を持つ人々と、英語によるコミュニケーション力を用いて協調・協働することができる。
国際学部 国際教養学科(2025年4月 英語コミュニケーション学科から名称変更予定)

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、変容する世界の動向に関心を持ちながら高度な英語力を獲得したい人、英語圏社会、文化と表象、英語学・英語教育に関して学修する人、留学プログラムに積極的に参加し、知識や経験を活かして社会に貢献する意欲を持った人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語:英語の4技能、「話す」「聞く」「書く」「読む」能力を高めて、積極的にコミュニケーションを行うことができる。
・国 語:日本語の「話す」「聞く」「書く」「読む」技能を用いて、メッセージを受け取り、自分の考えや気持ちを相手がわかるように伝えることができる。
・地理歴史:日本ならびに世界の諸地域の歴史や文化についての基礎的な知識を持ち、問題点を考察することができる。
・公 民:国内外の政治・経済・社会についての基礎的な知識を持ち、現代の多文化社会を考察することができる。
 註:英語を重点的に学ぶことを薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・教室での英語学習に加えて、日常的に英語のメディア、SNS、英語話者に接することで、英語の4技能、「話す」「聞く」「書く」「読む」能力の向上を心がける。
・英語能力検定試験を積極的に受験する。
・国内外の多様な社会や文化に関する問題を理解するために、書籍、新聞、各種メディア等を活用し情報を収集し分析に努める。
・論理的に考える力と自分の考えを文章や口頭で的確に表現する力を身につける。
・異なる文化・社会的背景を持つ人々の理解に努め、多様性を尊重する姿勢を身につける。
国際学部 国際日本学科(2025年4月開設予定)

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、長期留学によって高度な語学力と国際感覚を修得したい人、国際的視点から日本の社会と文化に対する理解を深めたい人、実践知を磨き職業人として自立する志を持つ人を求めます。また本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語:英語の4技能、「話す」「聞く」「書く」「読む」能力を高めて、積極的にコミュニケーションを行うことができる。
・国 語:日本文学・文化に関心を持ち、自分の考えを適切に表現できる。
・地理歴史:日本ならびに世界の諸地域の歴史や文化について基礎的知識を持ち、自分の関心をさらに深める努力を行うことができる。
・公 民:国内外の政治・経済・社会について基礎的な知識を持ち、自分の関心をさらに深める努力を行うことができる。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・教室での英語学習に加えて、日常的に英語のメディア、SNS、英語話者に接することで、英語の4技能、「話す」「聞く」「書く」「読む」能力向上を心がける。
・英語能力検定試験を積極的に受験する。
・日本および世界の社会問題や文化に対して広く関心を持ち、多様性に目を向けると共に、日本語と英語それぞれでどのように議論・評価されているか考える。
・文献講読に加えて、現地に足を運び、手を動かす体験的学習を積極的に行う。

カリキュラム・ポリシー

 国際日本学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、 外国語科目、文化講座に加えて専門教育科目を体系的に編成します。教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4 年間の学びの指針となる「実践倫理」及び「キャリアデザイン入門」を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、中国語、韓国語、日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 専門教育では、ジャパンスタディーズ、異文化理解、観光・地域創生の3 つの専門分野の体系性に基づいて必修科目と選択科目を分け、順次性をもって学期別に科目を配置します。
  4. 1 年次では、一部の専門教育科目に加えて、英語スキル、学習スキル、情報コミュニケーションスキル、リサーチ方法論に関連する基礎科目を配置し、学問的知識や技能を段階的に学びます。留学準備科目も設置します。
  5. 2 年次では、原則として前期に長期留学を行います。留学後には、上級スキル科目に加え、英語のみで履修できる科目を開講します。
  6. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として、3 年次から4 年次まで「国際日本研究」と「卒業論文」「卒業演習」を選択必修科目として配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  7. キャリア教育を推進するためインターンシップ科目を開設します。キャリア形成に関する課題発見、目標設定、解決に必要な情報収集を行う授業を配置します。
  8. キャリア選択の一環として、日本語教育科目を配置します。
  9. 自己確立や創造力の育成、精神的、情操的な成長を目指すため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  10. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1 年次~3 年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  11. 昭和ボストンでの留学プログラムをはじめ、テンプル大学ジャパンキャンパスを含む様々な協定校への認定留学プログラムやダブル・ディグリー・プログラムを開設し、既定の単位を修得した場合、本学の卒業要件単位として認める制度を設置し、国際的に通用する人材の育成を目指し、国際感覚を育む機会を設けます。

[教育方法]
12.各学期中の科目において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努める。英語での情報収集力や発信力を高めるため、論理的文章や英文リサーチペーパーの執筆、プレゼンテーションなどの学生主体の学習を積極的に取り入れます。
  1. 加えて、教科内容を題材にさまざまな言語活動を行うCLIL(Content and Language Integrated Learning:クリル)に基づく科目も実施します。
  2. 自律学習充実のため、「観光・地域創生インターン」など、プロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。
  3. 英語スキル科目は外部テスト等の客観的指標を基にクラス編成を行い、各自の習熟度に応じた授業を実施します。

[学修成果の評価]
16.学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
17.学生の評価は、①各科目の成績評価、②国際日本研究・卒業論文に対する評価によって行います。
18.4年間を通じ、英語運用能力伸長の測定のため定期的に外部テストを受検する。到達目標と学年別のクリアすべき最低点を設けます。

ディプロマ・ポリシー

 
 国際日本学科は、所定の単位を修め、日本や国外で自立して活躍するために必要な次の能力を修得した学生に学位を授与します。

[知識・技能]
  1. 日本と世界の社会・文化、観光と地域創生に対する深い知識を有し、情報や思考を適切かつ効果的に発信できる。
  2. 実践的かつ適格な英語と日本語でのコミュニケーションができる。

[自主・自律]
  1. 長期留学によって見識と人格を高め、さまざまな困難を乗り越えるレジリエンスを有している。
  2. 観光・地域創生インターンなど社会に開かれた学びによって、実践的なコミュニケーション能力、問題解決能力、チークワークを経験し、国際的業務でリーダーシップを発揮できる。

[協働・調和]
  1. 多様性を理解し、文化的背景が異なる他者とも対等の立場で関係を深めることができる。
  2. 資源保護や持続可能性など地球規模の問題に通じ、企業や自治体、公益法人など様々な場で貢献できる。

国際学部 国際学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、将来、国際社会で自立し力を発揮することを目標に、狭い固定観念にとらわれず自由な発想で意欲的に学び、可能性を信じて自らを高める地道な努力を惜しまない人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語: 英語4技能の基礎を有し、応用することができる。また、中国語、韓国語、ベトナム語、ドイツ語、フランス語、スペイン語のうち、いずれかに関心をもち、選択する理由を説明することができる。
・国語:論理的思考力をもって「話す」「聞く」「書く」「読む」ことができる。
・地理歴史:日本ならびに世界各地域の歴史・社会・文化に関心を持ち、探究することができる。
 註:外国語、国語、世界史、日本史を特に学ぶことを薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・自らの英語4技能のレベルを把握し、その向上に努める。
・中国語、韓国語、ベトナム語、ドイツ語、フランス語、スペイン語のうち、いずれかが話されている国や地域に関心をもつよう努める。
・国際社会および日本社会の政治、経済、社会、文化を理解するために、新聞・雑誌等を毎日読む。
・異なる文化・社会を学ぶ努力を積極的に行なう。

カリキュラム・ポリシー

 国際学科では学位授与方針に掲げる能力を修得するために、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門科目を体系的に編成します。
 教育内容、教育方法、評価については以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では英語は習熟度別に授業を展開し、中国語、韓国語、ベトナム語、ドイツ語、フランス語、スペイン語は初修のレベルから集中的なカリキュラムが組まれています。
  3. 専門教育では専門分野の体系性に基づいて必修科目と選択科目を分け、順次性をもって学期別に科目を配置します。1年・2年次では学習スキル、情報コミュニケーションスキル、外国語コミュニケーションスキル科目、さらに専門領域の入門科目などの必修科目を中心に開講します。2年次後期から1学期または2学期間留学します。留学後外国語コミュニケーション科目に加え専門領域の選択科目を中心に開講します。
  4. 専門領域は複言語、国際社会・多文化共生、日本研究、地域研究、国際貢献・地域貢献、国際・地域研究からなり、留学前には留学準備科目(ボストン、ヨーロッパ、アジア圏)を、留学後は上記の専門教育科目にくわえて、海外協定大学との遠隔授業や外国語で学ぶ専門科目を開講します。
  5. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として3年次から4年次まで必修の「国際・地域研究」と選択科目の卒業演習・卒業論文を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  6. 協定校に留学をして、既定の科目を修得した場合、本学の卒業要件単位として認める制度を設置します。
  7. キャリア教育を推進するためキャリア・コア科目とインターンシップを開設します。また、国内だけでなく海外インターンシップを開設します。
  8. 自己確立や創造力の育成、精神的、情操的な成長を目指すため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎回所定回数の受講を必修とします。
  9. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  10. さまざまな協定校や、昭和ボストンの各種留学プログラムを開設し、国際的に通用する人材の育成を目指します。本学で3年間、協定校(上海交通大学・淑明女子大学校・ソウル女子大学校・テンプル大学・クイーンズランド大学)で2年間学び二大学の学位を取得できるダブルディグリー・プログラムを配置します。

[教育方法]
  1. 各科目の学期中において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  2. 能動的学修の充実のため、アクティブ・ラーニング、プロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。
  3. 英語科目は外部テストの客観的指標を基にクラス編成を行い、各自の習熟度に応じた授業を実施します。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.「国際・地域研究」を含む各科目の成績評価、2.卒業論文に対する評価(選択者のみ)によって行います。
  3. 4年間を通じ、外国語運用能力伸長の測定のために定期的に外部テストを受験します。留学前、留学後、卒業時の到達目標を設けます。 

ディプロマ・ポリシー

 国際学科は、国際社会に貢献できる教養と専門知識・技能を身につけ、所定の単位を修めて下記の能力を修得した学生に学位を授与します。

[知識・技能]
  1. 国際通用語としての英語にくわえ、もう一つの外国語(中国語・韓国語・ベトナム語・ドイツ語・フランス語・スペイン語)を学習して身につけた言語運用の力に基づき、自らの意見を的確に表現できる。
  2. グローバル化が進む時代において、専門知識や言語能力を生かして国際社会や地域社会に貢献できる。

[自主・自律]
  1. 国際社会における複雑な問題群を多面的に理解し、問題解決に向けて論理的・批判的な思考を駆使しながら多角的に考え、解決策を提案することができる。
  2. 主体的に目標を設定し、自主的・自律的にやり遂げることができる。

[協働・調和]
  1. 海外留学と異文化世界における国際交流を通して、複眼的な視点と双方向的なコミュニケーション能力を身につけ、コミュニティーの一員としての倫理観と責任感をもつことができる。
  2. 自文化と他文化に対するバランス感覚と柔軟な判断力を兼ねそなえ、共生の道に向けて行動できる。
国際学部 国際学科(外国人留学生用)

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、将来、国際社会で自立し力を発揮することを目標に、狭い固定観念にとらわれず自由な発想で意欲的に学び、可能性を信じて自らを高める地道な努力を惜しまない人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・日本語:日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、大学レベルのアカデミックな日本語をある程度理解することができる。
・英語:英語4技能の基礎を有し、応用することができる。
・地理歴史:世界各地域の歴史・社会・文化に関心を持ち、探究することができる。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・自らの日本語・英語4技能のレベルを把握し、その向上に努める。
・国際社会および日本社会の政治、経済、社会、文化を理解するために、新聞・雑誌等を毎日読む。
・異なる文化・社会を学ぶ努力を積極的に行なう。

カリキュラム・ポリシー

 準備中です。


[教育内容]


[教育方法]


[学修成果の評価] 

ディプロマ・ポリシー

 準備中です
グローバルビジネス学部 ビジネスデザイン学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、多様なビジネスの領域でリーダーとして活躍することをめざす人、自ら課題を発見しその解決に取り組もうとする人、グローバルな視野と知識をキャリアプランに活かそうとする人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語:卒業までに求められる英語4技能を習得し、活用することができる。
・国 語:論理的思考力により「話す」「聞く」「書く」「読む」ことができる。
・数 学:社会、経済に関わるデータの解釈に必要な数学的知識の理解ができる。
・地理歴史:世界各地域の歴史・文化を理解のうえ、コミュニケーションができる。
 註:様々な分野への関心を涵養するため、多くの科目をバランスよく履修することを薦める。また、PCの基本的スキルを身につけておくことを薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・国内外の社会・経済事情に関心を持ち、それらを構成する事実や背景について情報収集する。
・数字、データを使って物事を論理的に説明する。
・思考を柔軟にするために、どのような視点がありうるか模索する。
・異なる文化・社会背景を持つ人々とコミュニケーションをとり、グローバルな視点を身につける。

カリキュラム・ポリシー

 ビジネスデザイン学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門教育科目を体系的に編成します。
 教育内容、教育方法、評価については、以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、専門教育科目におけるインテンシブ英語科目群の中に、ボストン留学に向けた基礎的な英語力修得を図る1年次対象のプレボストン科目群を設定し、習熟度別クラス編成の下で英語4技能を習得する科目を配置します。
  3. 専門教育においては、経済・ビジネス領域を中心に、現実の問題に鋭くアプローチするための知識習得をめざして、1年次より順次性をもって学期別に科目を配置します。1年次においては、ビジネスの学びに求められる5つの知の領域(顧客づくり、組織づくり、経営資源づくり、視野づくり、経済学的思考によって構成されるビジネス5つの知)を総合的に学ぶ科目を設定します。
  4. 2年次前期は、ビジネスに必要な英語力と国際感覚の習得を目的とする1セメスターのボストン留学プログラムとしてグローバルビジネスプログラムを設定します。ボストン留学後の英語力維持とコンテンツ理解の向上を目的として、インテンシブ英語科目群の中に2年次後期以降対象のポストボストン科目群を配置します。
  5. 2年次後期以降の専門教育科目においては、1.論理的思考力、分析力の獲得を目標に、「経営学」「経済学」の理論体系をより深く学び、ビジネスの中核を担う人材となることをめざす「マネジメント&エコノミクス」集中領域、2.英語力、共感力の獲得を目標に、「持続可能性」をキーワードに、国境を越えた市場において脱炭素経済の実現へむけて活躍する人材となることをめざす「グローバルビジネス&サステナビリティ」集中領域、3.創造力、現場力の獲得をキーワードに、現代社会に必要不可欠な情報処理能力を身につけ、顧客志向の事業開拓を担う人材となることをめざす「マーケティング&インフォマティクス」集中領域、の3つの科目体系(トラック)を設定します。ビジネス研究科目群においては、専門教育科目の知識を現実のビジネスに応用する力を身につけるために、企業現場を熟知した実務経験者を招いて講義を行い、具体的な業界の特性分析や事例研究を行います。
  6. 専門教育科目を中心とする教育内容を応用する場として、3年次、4年次に、課題解決型の「プロジェクトゼミナール」を配置し、グループディスカッションやビジネスプランニングを行うことにより、自ら課題を発見し解決する能力を養います。その成果については「卒業プロジェクト」を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  7. ビジネスに必要なスキルとして、1年次から情報処理能力、論理的思考力を修得する科目を配置します。
  8. グローバルビジネス学部としてビジネスデザイン学科および会計ファイナンス学科の両学科に必要となる専門教育科目(経済学やマーケティング、情報処理に関する科目等)を同時開設科目として開講します。また、両学科で協議の上で会計ファイナンス学科の科目の一部を一般教養科目として履修できることとします。
  9. キャリア教育を推進するためキャリア・コア科目とインターンシップを開設します。1年次と2年次後期にキャリア形成に関する課題発見、目標設定、解決に必要な情報収集を行う講義をそれぞれ配置します。専門教育科目においても、1年次に「女性のキャリア形成とビジネス」、2年次後期に「キャリア・ディベロップメント」を配置し、キャリア形成において女性が直面する課題に関する理解を深めます。
  10. 自己の確立や創造力の育成、精神的・情操的な成長を目指すため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  11. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、1年次から3年次において、学科単位で一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  12. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、正規留学を含むさまざまな海外研修プログラムを開設し、国際感覚を養う機会を設けます。また、本学で3年間、協定校(テンプル大学)で2年間学び二大学の学位を取得できるダブルディグリー・プログラムを配置します。

[教育方法]
  1. 各科目の期中において、課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。ビジネスにおける情報収集力や発信力を高めるため、プレゼンテーションやディスカッション、ディベート、プログラミングなどの体験型学習を積極的に取り入れます。
  2. 能動的学習の充実のため、アクティブ・ラーニング、及びプロジェクト・ベースト・ラーニングなどの体験型学習の機会を積極的に取り入れます。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.「卒業プロジェクト」に対する評価によって行います。
  3. 4年間を通じ、英語運用能力伸長の測定のために定期的に外部テストを受験します。2年次前期のボストン留学に向けて、到達目標の最低点を設定します。 

ディプロマ・ポリシー

 ビジネスデザイン学科は、所定の単位を修めたうえで、グローバルな競争市場の下でビジネスを展開するために必要な教養と専門知識、及びスキルを修得し、下記の能力を備えた学生に対して、学位を授与します。

[知識・技能]
  1. 必要な専門的知識を体系的に理解し、グローバルなビジネス社会において新たな市場を創造し、ビジネスを革新するために、これらの知識を応用することができる。
  2. 必要な論理的思考力、英語力、情報処理能力を有し、新たなビジネスを企画・発信し、社会貢献できる。

[自主・自律]
  1. 自身の置かれた環境を分析し、自身の強みを把握することを通じて、自律的に目標と行動計画を構想することができる。
  2. ビジネスや社会をよりよい状態に近づけるために、現場の視点と当事者意識をもって、自ら課題を発見し、解決策を立案し、実践的に行動することができる。

[協働・調和]
  1. 仲間と共感し、協調し、チームの力を引き出して具体的な成果を挙げることができる。
  2. 情報通信技術を活用しつつ、異文化を理解し、社会のニーズを把握し、時代と調和した視野を持って多様な人々と協働することができる。
グローバルビジネス学部 会計ファイナンス学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、会計・ファイナンスの知見を用いて経済社会を科学的に分析する人、自ら課題を発見しその解決に取り組もうとする人、グローバルな視野と知識をキャリアプランに活かそうとする人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語:卒業までに求められる英語4技能を習得し、活用することができる。
・国 語:論理的思考力により「話す」「聞く」「書く」「読む」ことができる。
・数 学:社会、経済に関わるデータの解釈に必要な数学的知識の理解ができる。
・地理歴史:世界各地域の歴史・文化を理解のうえ、文化背景の異なる人とのコミュニケーションができる。
 註:簿記会計を学ぶことを推奨する(しかし未経験でも入学後に基礎から指導を行う)。また、PCの基本的スキルは身につけておくことを薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・国内外の社会・経済事情に関心を持ち、それらを構成する事実や背景について情報収集する。
・数字、データを使って物事を論理的に説明する。
・思考を柔軟にするために、どのような視点がありうるか模索する。
・異なる文化・社会背景を持つ人々とコミュニケーションをとり、グローバルな視点を身につける。

カリキュラム・ポリシー

 会計ファイナンス学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門教育科目を体系的に編成します。
 教育内容、教育方法、評価については、以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語4技能を習得する科目を配置します。
  3. グローバルビジネス学部として会計ファイナンス学科およびビジネスデザイン学科の両学科に必要となる専門教育科目(経済学やマーケティング、情報処理に関する科目等)を同時開設科目として開講します。また、両学科で協議の上でビジネスデザイン学科の科目の一部を一般教養科目として履修できることとします。
  4. 2年次において、ビジネス5つの知の領域(経営、マーケティング、経済、会計、ファイナンス)のうち会計とファイナンスを除いた領域を学ぶ科目を開設します。
  5. 会計領域においては、日商簿記3級および日商簿記2級に相当するレベルの知識・スキルの獲得を目指した科目を、主に1・2年次に開設します。
  6. ファイナンス領域(特にパーソナルファイナンス領域)においては、ファイナンシャル・プランニング技能検定3級および2級に相当する知識・スキルの獲得を目指した科目を、主に1・2年次に開設します。
  7. 3年次以降については、1・2年次に修得した会計領域およびファイナンス領域の知識・スキルをさらに伸ばしていくための専門教育科目を開設するとともに、会計領域およびファイナンス領域の知識・スキルを実際のビジネス現場で生かすために必要なマネジメント領域の科目を開設します。
  8. 専門科目の知識を現実のビジネスの現場で活用する応用力を修得するために、ビジネス・ケーススタディ科目群を開設し、実務経験者を企業から招いて事例研究を行うほか、ケースメソッドを活用したディスカッション型の授業を行います。
  9. 専門教育科目を中心とする教育内容を応用する場として、3年次、4年次に、課題解決型のゼミナールを配置し、グループディスカッションやビジネスプランニングを行うことにより、自ら課題を発見し解決する能力を養います。その成果については「卒業研究」を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  10. ビジネスに必要なスキルとして、1年次からデータサイエンス(情報処理能力)、論理的思考力を修得する科目を配置します。
  11. キャリア教育を推進するためキャリア・コア科目とインターンシップを開設します。1年次と2年次後期にキャリア形成に関する課題発見、目標設定、解決に必要な情報収集を行う講義をそれぞれ配置します。
  12. 自己の確立や創造力の育成、精神的・情操的な成長を目指すため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  13. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、1年次から3年次において、学科単位で一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  14. 昭和ボストンでの各種留学プログラム(任意参加)をはじめ、正規留学を含むさまざまな海外研修プログラム(任意参加)を開設し、国際感覚を養う機会を設けます。

[教育方法]
  1. 各科目の期中において、課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。ビジネスにおける情報収集力や発信力を高めるため、グループワークやプレゼンテーション、ディスカッションなどの体験型学習を積極的に取り入れます。
  2. 能動的学習(アクティブラーニング)の充実のため、プロジェクト・ベースト・ラーニング、ケースメソッドなどの実践的な教育手法を積極的に取り入れます。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文に対する評価によって行います。 

ディプロマ・ポリシー

 会計ファイナンス学科では、ビジネスの言語である会計およびファイナンス、マネジメントに関する専門知識・スキルやリテラシーを実践的に活用し、経済社会を多角的に分析し、新しいビジネスを創造できる人材を育成することを目的としています。そのために、所定の単位を修めた上で、次の能力を備えた学生に卒業を認定して学位を授与します。

  1. グローバルなビジネス社会において、会計分野(簿記、財務会計、管理会計、国際会計等)の専門知識・スキルを身に付けたビジネス・パーソンとして貢献できる。
  2. グローバルなビジネス社会において、ファイナンス分野(パーソナルファイナンス、コーポレートファイナンス、証券投資等)の専門知識・スキルを身に付けたビジネス・パーソンとして貢献できる。
  3. グローバルなビジネス社会において、マネジメント分野(経営管理、人的資源管理、組織行動等)の専門知識・スキルを身に付けたビジネス・パーソンとして貢献できる。
  4. 高度な会計リテラシーおよび金融リテラシーを有し、ビジネス上の目標および自分自身のライフプラン上の目標を実現するために適切に行動できる。
  5. 身に付けた知識・スキルを活用して経済社会を多角的に分析し、時代の変化や社会のニーズに的確に対応できる実践的な応用力を有し、自ら課題を発見・解決することができる。
  6. 専門職としての適切な態度、高度な倫理観、優れたコミュニケーション能力を有し、チームの一員として多様な人々と協働することができる。
人間社会学部 心理学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、将来、人と関わる活動や仕事を通じて社会に貢献しようと考えている人、そのために人のこころと行動を科学的に捉える心理学の様々な領域や視点を広く学ぶとともに、諸活動に積極的に参加して人と協調的に関わり、自己の見識や能力を高める努力をする意欲のある人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・国 語:事実と意見を区別し、論理的な読解と文章構成ができる。
・外国語:英語で書かれた科学論文を読み解く基礎となる力を修得する。
・数 学:確率・統計に関わる数学的知識の理解ができる。
 註:心理学は人間と社会との関わりを研究する学問である。そのため、理科ならびに公民科目から、人間の仕組みや社会の仕組みを学んでおくことが望ましい。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・統計資料などの事実を正確に読み取り、事象間の関連を論理的に推論する。
・社会の諸事象に広く関心をもち、多様な情報を収集し整理する。
・日々の生活において自らの視点をもち、問題解決を図ろうとする。
・他者の意見を尊重しつつ自分の意見を述べ、協調的に活動しようとする。

カリキュラム・ポリシー

 心理学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、専門教育科目、文化講座を体系的に編成します。専門教育科目は特定分野に偏らない心理学的知識・視点と、対応する技術スキルの習得を目的としています。教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語と他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 幅広い教養を身につけ、学際的な視点を養うために、学部の共通科目を配置します。
  4. 専門教育では、心理学の主要な分野を網羅する基礎的科目と充実した応用的科目を開講します。体系的に無理なく学修できるよう、1・2年次に必修の基礎的科目を、2年次以上に選択必修の応用的科目を配置します。
  5. 心理学に関する授業科目を、概論、方法論、発達心理学分野・社会心理学分野・認知心理学分野・臨床心理学分野の4分野にわたる各論、演習(ゼミナール)、実践科目の5グループで構成します。
  6. 卒業論文作成を目標としたゼミナール形式の科目を開講します。3年次以上のゼミは少人数で運営し、各自の関心あるテーマで卒業論文をまとめることができるよう、ゼミ担当教員が研究指導を行います。
  7. 公認心理師資格取得に対応した科目を開設します。
  8. キャリア教育を推進するため、キャリア・コア科目とインターンシップを開設します。
  9. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  10. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、1年次から3年次において、一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  11. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的な視野を広げる機会を設けます。

[教育方法]
  1. 各科目を履修することによって身につく能力を示したカリキュラムマップやポートフォリオに基づき、卒業後に社会で必要となる基本的な力と心理学の知識・技能をバランス良く習得できるよう指導します。    
  2. 大学院への進学を含めた将来の進路選択・キャリア形成を見据えた履修計画を立てられるよう、キャリア目標と対応する科目群をキャリア準備履修プログラムとして指定し、所定の科目を修得した者にはプログラム修了証を授与します。
  3. 各科目の期中において、リアクションペーパー、課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  4. 能動的学習の充実のため、アクティブ・ラーニング、プロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。実験・実習・演習科目はもちろんのこと、講義科目の中でも体験型学習を取り入れます。さらに、地域と協働して課題に体験的に取り組むコミュニティ・サービスラーニングや心理学総合演習の科目を開設します。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文に対する評価によって行います。 

ディプロマ・ポリシー

 心理学科は、人のこころと行動を科学的に捉える心理学のさまざまな領域を学び、社会に貢献しようとする意欲ある人を育成することを目的としています。そのために、所定の単位を修めたうえで、次の能力を備えた学生に卒業を認定して学位を授与します。

[知識・技能]
  1. 心理学の知識と技能を身につけ応用できる。
  2. 人と社会の諸問題に関心をもち、心理学を活かしてアプローチし、その解決に貢献できる。

[自主・自律]
  1. 諸問題の解決に向けて、自らが取り組むべき目標を見つけることができる。
  2. 目標達成に向けて、心理学の幅広い視点から、柔軟に取り組み続けることができる。

[協働・調和]
  1. 自己と他者の特性を理解し、自己を活かしつつ他者と協働できる。
人間社会学部 福祉社会学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、だれもが自己実現できること、ゆたかで安心できる福祉社会づくりに福祉・保健・医療の専門性を活かしながら貢献したい人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語:卒業までに求められる英語4技能を習得し、活用することができる。
・国 語:「論理的思考力」をもって「話す」「聞く」「書く」「読む」ことができる。
・公 民:現代社会の諸側面を理解し、福祉・保健・医療の諸問題を理解する基礎とすることができる。
・地理歴史:日本ならびに世界各地域の歴史・文化を理解し、多様な人々と協働することができる。
・数 学:社会調査データの解釈に関わる数学的基礎知識の理解ができる。
・理 科:人体の構造や機能を理解し、福祉・保健・医療における活動の基礎とすることができる。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・自己の将来的なキャリア像と関連させ、福祉・保健・医療に関心をもち書籍・新聞・メディアなどの情報に触れる習慣を持つ。
・自己の将来的なキャリア像と関連させ、福祉・保健・医療におけるボランティアや対人援助活動に触れる経験を持つ。
・多様な文化・社会的背景をもつ人々とコミュニケーションをとり、グローカルかつダイバーシティに配慮した視点を持つようつとめる。
・社会福祉士・精神保健福祉士・保育士のいずれかの資格取得を希望する者は、上記に加えて、当該資格と関連する福祉・保健・医療の動向や支援についての基礎的な知識を得る習慣を持つ。

カリキュラム・ポリシー

 福祉社会学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門科目を体系的に編成します。教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 幅広い教養を身につけ、学際的な視点を養うために、学部の共通科目を配置します。
  3. 専門教育科目では、専門分野の体系性に基づき、必修科目と選択科目に分け、順次性をもって(学期別に)科目を配置します。入門・基礎・展開別に福祉社会を理解するための学科共通科目、専門職養成のための社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験資格の取得に必要な指定科目と、保育士資格の取得に必要な指定科目を配置します。
  4. 外国語科目では、英語の他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置するとともに、福祉の専門知識との統合をすべく、福祉英語を設置します。
  5. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的に通用する人材を育成します。
  6. 1・2年次では学習スキル、情報コミュニケーションスキル科目を開設するとともに、基礎的な福祉・保健・医療に関する科目群を開設します。
  7. 3・4年次では、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士に必要なより高度で実践的な専門知識を学ぶ科目を配置するとともに、専門的実践力の涵養を目的に、各資格の現場実習を設置します。
  8. 専門教育科目を中心とする学修の成果をまとめる科目として3・4年次に必修の専門演習・卒業論文を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  9. キャリア教育を推進するためキャリア・コア科目とインターンシップを開設します。1年次と3年次にキャリア形成に関する課題発見、目標設定、解決に必要な情報収集を行う授業を配置します。
  10. 自己確立や創造力の育成、精神的、情操的な成長を目指すため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを文化講座として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  11. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします

[教育方法]
  1. 各科目の期中において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  2. 福祉・保健・医療に関わる課題を抱える人々に対する支援ができる専門職に求められる価値や知識、技術を修得するために、コミュニティをベースとしたフィールドワーク学習を取り入れます。
  3. 論理的な思考方法、書き方、話し方、表現方法を修得するために、レポート・論文の執筆、ディスカッション、プレゼンテーションなどを積極的に取り入れます。
  4. 能動的学修の充実のため、地域において課題解決の方法を学ぶ体験型プロジェクト学習やアクティブ・ラーニング、及び福祉実践力習得のための多彩な演習、実習指導を行います。
  5. 一人ひとりの学生の問題意識やキャリアデザインを考慮しつつ、医療、高齢、障害、子ども家庭、保育等に関する科目の知識、技術を教授します。


[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 4年間を通じ、福祉専門職に求められる価値や知識、技術の修得状況の測定のために実習において履修要件を設定し、基準の達成を評価します。
  3. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文に対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

福祉社会学科は、所定の単位を修めたうえで、福祉・保健・医療の専門的知識・技術、倫理観を身につけ、豊かな人間性を備え、下記の能力を修得した学生に対して学位を授与します。

[知識・技能]
  1. 社会福祉の価値を理解するとともに、人と社会に関する学際的教養、福祉・保健・医療に関する専門知識を有し、対人援助ならびに福祉社会の構築に貢献することができる。
  2. 福祉・保健・医療における社会的課題に対し理解を深め、論理的思考力に基づく分析、研究、及び実践ができる。
  3. 社会福祉士、精神保健福祉士、保育士の資格取得をめざし、福祉制度・政策やソーシャルワーク、保育に関する基礎的理論を体系的に理解し、多様な分野における福祉的課題解決の実践に活かすことができる。

[自主・自律]
  1. 現代の社会的課題について関心を持ち、人々の福祉の向上や福祉社会づくりに向けて自ら目標を立て、福祉・保健・医療の専門性を活かしながら多角的に考え、やり遂げることができる。
  2. 福祉社会や国際・多文化社会における課題を解決するための視野、人間性、コミュニケーション能力を有し、リーダーシップやコーディネーターとしての力を主体的に発揮することができる。

[協働・調和]
  1. 国際・多文化に関連する問題に関心を持ち、人の多様性を尊重したうえで福祉社会の構築に貢献することができる。
  2. 地域住民や行政、多職種との協働的実践のためのネットワークを形成することができる。
人間社会学部 現代教養学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、柔軟な思考と知的好奇心に富み、多様な学びから広範な分野の基盤となる教養とスキルを身につけ、プロジェクトなどを通して積極的に社会と関わろうという人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語:英語を用いて、情報や考えの理解と適切な伝達を主体的に行うことができる。
・国 語:様々な文章を読み解き、自らの意見を論理的に表現することができる。
・数 学:数値データの意味を理解し、議論やコミュニケーションに活用ができる。
・公 民:現代社会の諸側面を理解し、社会の一員として責任を持ち行動することができる。
・地理歴史:歴史的観点から現代社会の諸問題の成り立ちを理解し、議論することができる。
 註:様々な分野への関心を涵養するため、多くの科目をバランスよく履修することを薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・与えられる課題だけでなく、周囲の社会と積極的に関わり主体的に課題を見つけ出す。
・現代社会の様々な事象やニュースに興味関心を持ち、背景について調べ理解を深める。
・社会の中にある「当たり前」を疑い、社会的な事象を多角的にとらえる。
・現代社会の事象に対する自らの意見や考え方をまとめ、積極的に周囲に伝える。
・常に目標を設定しつつ、その目標を達成するための計画を立て、努力をする。 

カリキュラム・ポリシー

 現代教養学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門教育科目を体系的に編成します。
 教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語の他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 幅広い教養を身につけ、学際的な視点を養うために、学部の共通科目を配置します。
  4. 専門教育では、学科入門科目群から、社会構想、多文化共創、メディア創造の3つの領域につながっていく学修プロセスに基づいて、必修科目と選択科目を分け、順次性をもって学期別に科目を配置します。
  5. 1・2年次に学科入門科目群として、現代的教養を土台に社会をみる視座を養うための専門基礎科目を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  6. 1年次以降に、社会科学の考え方につながる理論や知識を学ぶための社会科学基礎科目群を配置します。
  7. 分析する力、ことばの力、発想力を養うために、日本語(書き方・話し方)スキル、メディアスキル、プレゼンテーションスキル、社会調査法のスキル科目を開講します。
  8. 3・4年次に社会構想、多文化共創、メディア創造の3つの領域の演習科目を配置し、講義で得た理論や知識・技能を基に、論理的思考力を養います。
  9. 実社会とのつながりを通して課題発見解決能力を養うために、社会調査研修、プロジェクト活動、ゼミ活動などを配置します。
  10. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として4年次の卒業論文を配置し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  11. キャリア教育を推進するためキャリア・コア科目とインターンシップを開設します。
  12. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  13. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  14. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、グローバルな視野と国際社会の多様性に対応できる力を育む機会を提供します。

[教育方法]
  1. 各科目の期中において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  2. 能動的学修の充実のため、アクティブ・ラーニング、プロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。
  3. リテラシー科目では、各自のスキル習熟度を確認するために、毎年、学年に合わせて外部テストを行います。

    [学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文に対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

 現代教養学科は、学際的な学びを通して現代社会を幅広く多角的に捉え、多様な人々と協働できる女性を育成することを目的としています。その達成のために、次の能力を修得し所定の単位を修めた学生に学位を授与します。

[知識・技能]
  1. 社会科学の考え方を学び、横断的な視点・知識をもって社会問題の解決策を提案できる。

[自主・自律]
  1. 現代における課題を自ら発見し、自分の特性や能力を発揮しながら、自ら取り組むべき目標を設定できる。
  2. 多様な社会の一員であることを自覚し、自主的に表現・発信ができる。

[協働・調和]
  1. 実践的な活動を通して、多様な人々と協働できる。
  2. 他者を尊重し、周りに良い影響を与えながらイニシアティブをとることができる。
人間社会学部 初等教育学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、初等教育の実践的知識を身につけて社会に貢献したいという明確な目的意識を持ち、教員免許状・保育士資格の取得を目指して地道な努力を続け、何事にも誠実な態度で取り組む、表現力に優れた明るく快活な人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・国 語:豊かな言語感覚を持ち、言葉による見方・考え方を働かせて、正確に「話す」「聞く」「書く」「読む」ことができる。
・外国語(英語):英語の4技能である「話す」「聞く」「書く」「読む」を総合的に身に付けており、情報や相手の意向を理解・整理し、自分の考えや意見を的確に伝えることができる。
 註:その他に、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、芸術、家庭、情報などの各教科をバランスよく履修することを薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・教育および保育に関する社会の状況やその背景に関心を持ち、自ら課題を発見する。
・教育や福祉に関わる体験活動に興味を持ち、積極的に関わるようにする。
・他者と協働しながら、チームの一員として行動する経験を持つ。

カリキュラム・ポリシー

 初等教育学科では、学位授与方針に揚げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門教育科目を体系的に編成します。
 教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語の他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 幅広い教養を身につけ、学際的な視点を養うために、学部の共通科目を配置します。
  4. 人間形成の原理と基本的な教育理論、現代社会における教育課題について学び、教育者・保育者に不可欠な教育教養を身につける科目として、教育教養科目群を学科の共通科目に配置します。
  5. 学生一人ひとりの基礎的な知識や技能を定着させ、教育・保育現場での実践力を養成するための科目として、教育技能・教育臨床科目群を学科の共通科目に配置します。
  6. 情報化社会において必要とされる情報機器の基礎知識と利用法について学ぶ科目、教育現場でのICT化に対応できる力を養う科目として、「情報機器の操作」「教育の方法と技術(情報通信技術の活用含む)」及び各教科・領域の「教育法」「指導法」を配置します。
  7. 1年次~4年次にかけて「教育学基礎演習ⅠA・B」「教育学基礎演習ⅡA・B」「教育学演習ⅠA・B」「教育学演習ⅡA・B」を連続的に配置し、段階的に教育・保育に関する課題探究力を育成します。
  8. 各コースが開設する専門教育科目は、教育者・保育者に求められる専門知識を養う講義科目と、実践や実技を学ぶ演習・実習科目で構成され、小学校・幼稚園の教員免許状および保育士資格の取得に必要な科目を系統的に修得できるよう配置します。

<児童教育コース>
・教育の理念ならびに歴史や思想、子どもを取り巻く社会環境、児童・幼児の心身の発達および学習の過程、特別な支援を要する児童・幼児の理解など、教育の基礎的理解に関する講義科目を1年次~3年次にかけて順次的に配置します。
・小学校教諭となるうえで必要となる国語・社会・算数・理科の基礎的な知識と技能、およびその活用について学ぶ「教育基礎」を初年次教育として配置します。
・各教科および指導法に関する講義科目と演習科目を2年次より体系的に配置します。
・道徳や総合的な学習の時間、特別活動の指導法および、生徒指導・教育相談・キャリア教育の理論と方法などに関する講義科目と演習科目を2年次より体系的に配置します。
・教育現場での取り組みや教員の職務について理解し、児童や幼児との関わり方、現場における対人関係・コミュニケーションスキルを学び、授業実践力と生徒指導力を養うとともに、教職に対する熱意と適格性を把握するため、教育実習ならびに現場体験をおこなう科目を配置します。

<幼児教育コース>
・教育・保育の理念ならびに歴史や思想、子どもを取り巻く社会環境、乳幼児の心身の発達および学習の過程、特別な支援を要する乳幼児の理解など、教育・保育の基礎理論に関する講義科目を1年次~3年次にかけて順次的に配置します。
・幼稚園教諭・保育士となるうえで必要となる、音楽・造形・身体・言語表現に関する知識や技能、およびその活用について学ぶ科目を初年次教育として配置します。
・保育士資格の取得に必要な必修科目を1年次~2年次にかけて、選択科目を3年次に順次的に配置します。
・領域および保育内容の指導法に関する講義科目と演習科目を2年次より体系的に配置します。
・幼児理解や保育・教育相談支援の理論と方法などに関する講義科目と演習科目を2年次より体系的に配置します。
・教育・保育現場での取り組みや教員・保育士の職務について理解し、乳幼児との関わり方、現場における対人関係・コミュニケーションスキルを学び、保育実践力を養うとともに、教職に対する熱意と適格性を把握するため、教育・保育実習ならびに豊富な現場体験をおこなう科目を配置します。

  1. 基礎的な英語力やコミュニケーションスキルを養う科目に加え、小学校や幼稚園・保育所・こども園での英語活動に関わる基礎知識と技術をバランスよく身につける講義科目と演習科目を1年次より順次的に配置します。
  2. 国際感覚を育み、広い視野を身につけるため、昭和ボストンでの短期・長期留学研修プログラムを開設します。
  3. 講義・演習を通して修得した理論や知識および技術、企画・運営力、コミュニケーション力などの実践の場としてプロジェクト・ベースト・ラーニングを配置し、教育現場での学習指導体験を行い、その育成の実態を学び、教職の重要性や意義を感得します。
  4. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として、「卒業研究」を配置します。
  5. キャリア教育を推進するため、キャリア・コア科目とインターンシップを開設します。
  6. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  7. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  8. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的に適用する人材を育成します。

[教育方法]
  1. 各科目の期中において、課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  2. コミュニケーション力や人間関係形成・社会形成能力、課題対応能力をはじめとする汎用的能力を育成するため、能動的学修(アクティブ・ラーニング)を積極的に取り入れます。
  3. 教職に対する使命感や責任感を養うために、授業や文化講座のレポート、学寮研修や教育現場体験での振り返りなどをもとに、履修カルテを1年次~4年次にかけて作成します。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業研究に対する評価によって行います。 

ディプロマ・ポリシー

 初等教育学科は、建学の精神や理念に基づき、子どもの心身の発達と成長を期待し、一人ひとりの個性を引出し、人格形成に向けて的確な指導・援助ができる教育者・保育者の育成を目指します。そのために、所定の単位を修めたうえで、下記の能力を修得した学生に対して学位を授与します。

  1. 教育および保育に関する的確な専門知識と豊かな教養を持ち、教育現場で実践することができる。
  2. 子どもの発達支援の在り方、教育、子どもを取り巻く社会環境に関心を持ち、それらに関して自ら課題を発見し、解決策を提案することができる。
  3. 教職に対する強い使命感と情熱を持ち、絶えず学び続ける意欲と研究力を発揮して、問題解決に向けて、多角的・論理的に考え、やり遂げることができる。
  4. 教育者・保育者にふさわしい資質を身につけ、他者と協働しながら、チームの一員として適切な行動をとることができる。

<児童教育コース>
  1. 児童・幼児の心身の発達に関する専門的知識、学校教育に即した学習内容の深い理解および各教科の指導法を身につけ、授業実践や集団指導および個別指導ができる。小学校教諭免許状および幼稚園教諭免許状の取得が可能な能力を有する。

<幼児教育コース>
  1. 乳幼児の心身の発達に関する専門的知識、豊かな自己表現力・受容力を身につけ、乳幼児理解にもとづいた保育実践ができる。幼稚園教諭免許状および保育士資格の取得が可能な能力を有する。
環境デザイン学部 環境デザイン学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、デザインに対して個々のアイデンティティを活かした自由な発想で意欲的に取り組み、チームの一員としても参画し、多様化していく社会で活躍、貢献したいと考える人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・国 語:論理的思考力をもって、読み解き、自分の考えを的確に表現することができる。
・数 学:実学に関わる基礎的な知識を有し、利用することができる。
・芸 術:芸術に関する感性を磨き、表現することができる。
・外国語:卒業までに求められる英語4技能を習得し、活用することができる。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・日頃から多様な社会の動向、身の回りのことを気にかけ、関心を持つ。
・様々な視点から主体的に情報収集し、リサーチする力を持つ。
・リサーチした内容について考察し、自分の意見を持つ。
・豊かな発想によりアイデアを生み出し、表現できるようにする。 

カリキュラム・ポリシー

 環境デザイン学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門教育科目を体系的に編成します。
 それぞれの教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基礎となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語の他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 4コースのデザイン分野を横断する学科共通科目として、【ソーシャル】【コミュニケーション】【パーソナル】の3領域から構成される「コア科目」を配置し、多様化する社会の要求に応える複眼的視野を養います。
3.1 【ソーシャル】領域では、「科学」「デザイン概論」「歴史」の3つのカテゴリーを配置し、社会のニーズに関与する広範な知識を習得します。
3.2  【コミュニケーション】領域では、「現代社会」「実践」「デジタルデザイン」の3つのカテゴリーを配置し、現代社会において他者に伝達するスキルや協働することを学びます。
3.3  【パーソナル】領域では、「表現基礎」「思考技術」「各論」の3つのカテゴリーを配置し、個人の感性や表現技術を磨きます。
  1. 各コースが開設する専門教育科目は、豊かな専門知識を基にしたデザイン力とプレゼンテーション力を養うため、知識を養う講義科目と、その応用としての演習・実習科目で構成します。なお演習科目では、チームで取り組む課題を設け、チームの一員として協働する力を育みます。
4.1 建築・インテリアデザインコース
・ 建築や都市の計画・設計、建築の骨格をつくる構造・材料、快適性を創出する環境・設備などについて、基礎から応用にいたる理論・技術について学ぶ講義科目を編成します。
・ 講義で得た理論や知識を基に、考えを形にし、伝える力を養う「設計製図」、「インテリアデザイン演習」など演習科目を開設します。
4.2 プロダクトデザインコース
・ 発想を形にする表現力を身に付けるために必要な理論・技術を学ぶ講義科目を編成します。
・ 講義で得た理論や知識を基に、考えを形にし、伝える力を養う「プロダクトデザイン演習」など演習科目を開設します。
4.3 ファッションデザインマネジメントコース
・ ファッションの理論から技術、素材など、ファッションデザインに関する基礎から応用までを学ぶ講義科目を編成します。
・ 講義で得た理論や知識を基に、考えを形にし、伝える力を養う「ファッションデザイン演習」、「ファッション企画演習」など演習科目を開設します。
4.4 デザインプロデュースコース
・ デザインの可能性を理解し、様々な領域や過程で求められるリサーチや企画・構想、ディレクションやマネジメントを行うために必要な手法、理論や知識について学ぶ講義科目を編成します。
・ 講義で得た理論や知識を基に、プロデュース手法を可視化し、伝える力を養うために、「デザイン企画演習」や「映像デザイン演習」など演習科目を開設します。
  1. 様々なデザイン領域における特性や傾向を学び、今そしてこれからの社会において必要とされる能力を養うために、各界で活躍するデザイナー等による特別講義、演習科目を配置します。
  2. 講義・演習を通して修得した理論と技術、コミュニケーション力の実践の場として、実社会とのつながりのなかで企画された各種活動を行う「DP 総合演習」を配置します。
  3. 分析から企画、デザインにわたる総合力の集大成として、「卒業論文」「卒業設計」「卒業制作」を配置します。
  4. キャリア教育を推進するため「キャリア・コア科目」と「デザイン実務演習」を開設します。
  5. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、1年次~3年次までの毎年所定回数の受講を必修とします。
  6. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  7. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的に通用する人材を育成します。

[教育方法]
  1. 「数学」では、習熟度別クラスを編成します。
  2. 各科目の期中において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  3. 能動的学修の充実のため、アクティブ・ラーニング、およびプロジェクト・ベースド・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文・卒業設計・卒業制作いずれかに対する評価によって行います。 

ディプロマ・ポリシー

 環境デザイン学科は、複眼的な視点を持ち、デザインの力で未来を創造できる女性の育成を目指します。そのために、所定の単位を修めたうえで、下記の能力を修得した学生に対して学位を授与します。

  1. 社会における課題や要望を発見し、分野を跨いだ幅広い知見に基づき、調査及び分析を行うことができる。
  2. 他者に対して自らの考えを伝達するためのスキルを修得し、活用することができる。
  3. 自己の能力・特性を生かし、チームの一員として多様な人々と協働できる。
<建築・インテリアデザインコース>
  1. 国際的に通用する建築技術者として、社会と産業の発展に寄与するとともに、デザインにより空間の魅力を創出することができる。
<プロダクトデザインコース>
  1. 発想を形にする表現力を身に付け、社会へプロダクトを提案することができる。
<ファッションデザインマネジメントコース>
  1. ファッションデザインの知識と技術をもって時代と向き合い、これからの装いやライフスタイルを示すことができる。
<デザインプロデュースコース>
  1. 多様なテーマに対する調査結果の分析から発想し、デザインの企画立案を総合的に表現することができる。
食健康科学部 健康デザイン学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、健康と栄養を中心に、食・美・運動などに強い関心を持ち、将来は専門的な知識を活かして社会に貢献したいという意欲のある人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語:英語の「話す」「聞く」「書く」「読む」の技能を習得し、活用することができる。
・国 語:情緒力、論理的思考力による「話す」「聞く」「書く」「読む」ことができる。
・理 科:化学や生物の基礎知識を習得し、生活の場面で応用することができる。
・保健体育:健康の保持増進について理解し、自らの健康を適切に管理できる。
・家 庭:人間生活の営みを総合的に捉え、社会との関わりを理解できる。
 註:専門分野は相互に関連づけられるため、多くの科目をバランスよく履修することを薦める。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・専門科目を学ぶために必要な基礎知識を身につける。
・多様な文化・社会背景を持つ人々とコミュニケーションを図れる態度を身につける。
・食・栄養・健康に関する時事問題に対して興味関心をもつ。
・自らの意見や考えを論理的思考で文章表現できるように努める。 

カリキュラム・ポリシー

 健康デザイン学科は、栄養士養成を基礎とし、健康に関連する多様な周辺領域に展開するカリキュラムを編成します。学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、文化講座、専門教育科目を体系的に編成します。教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然・健康に対する理解を深めるための多様な科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語の他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 健康デザイン学科での4年間の学びの指針を示す「健康デザイン概論A」、基礎的な自然科学の知識と技能を身につける「化学」「生物学」の講義と実験、および健康に関係する専門知識を体系的に学ぶ導入としての「栄養学(基礎)」「食品学(基礎)」「生理生化学(基礎)」を専門の基礎教育科目として1年次に配置します。
  4. 栄養士養成課程における専門教育科目として、上記の基礎科目を踏まえて「栄養と健康」「人体の構造と機能」「食品衛生学」「栄養指導論」などの基礎から応用に至る講義科目と、「栄養学実習」「食品科学実験」「給食実務論実習」「校外実習」などの実験・実習科目を1~3年次に段階的に配置します。
  5. 健康を多面的にとらえ、現代社会における人々の健康増進と生活の質の向上に貢献する能力を養うために、健康に関わる周辺領域として食・美・運動などに関わる多様な専門教育科目を健康デザイン領域科目として展開します。
  6. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として4年次に必修の卒業研究を配置し、担当教員を中心に指導を行います。
  7. 協働して取り組む力を育くむために、講義・実験・実習・演習を通して修得した知識と技能を実践する場として、実社会とのつながりのなかで企画された各種プロジェクト活動を行う「輝け健康美プロジェクト」を2・3・4年次に配置します。
  8. キャリア教育を推進するためキャリア・コア科目とインターンシップを開設します。
  9. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を探るため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  10. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。研修期間には、健康を多角的に捉えるための学科独自のプログラムも設置します。
  11. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的に通用する人材を育成します。専門教育科目の中に選択科目として海外短期研修「アメリカ栄養士研修プログラム」を開講します。

[教育方法]
  1. 栄養士養成課程における専門教育科目および基礎の実験・実習では、原則40名以下のクラス単位での授業を実施し、確実な学力と技能の定着に努めます。
  2. 各科目の期中において課題・レポート・試験等を課し、フィードバックに努めます。
  3. 実験・実習・演習科目ではグループでのアクティブ・ラーニング、プロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達度確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学修の評価は、各科目の成績評価、卒業研究に対する評価によって行います。 

ディプロマ・ポリシー

 健康デザイン学科は、所定の単位を修めたうえで、健康と栄養を中心に、関連する食・美・運動などの周辺領域も含めた多様な専門知識と実践的技能を修得し、それらを活かして多様な現代社会に貢献できる能力を身につけた学生に対して学位を授与します。

[知識・技能]
  1. 健康と栄養を中心に、関連する食・美・運動などの周辺領域も含めた多様な専門知識を体系的に理解し、科学的知識に基づく実践的技能を修得し、活用できる。
  2. 修得した健康に関する多様な知識と実践的技能を活かして、グローバル化が進展する現代社会において人々の健康増進と生活の質の向上に貢献できる。
  3. 栄養士として必要な専門知識と実践的技能を修得し、活用できる。

[自主・自律]
  1. 自ら健康や栄養に関連する課題を発見し、情報を収集して解決に向けた働きかけをすることができる。
  2. 自ら新しい知識や技能の修得に努め、設定した目標を達成することができる。
  3. 専門知識・技能を有する人としてふさわしい倫理観に基づいて行動できる。

[協働・調和]
  1. 社会の一員として社会規範やルールに基づいて行動できる。
  2. 専門知識・技能を有する人として、真摯な姿勢で多様な技能を持つ人々と協働できる。
食健康科学部 管理栄養学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、食、栄養、健康に強い関心を持ち、医療、福祉、保健、教育、研究及び行政並びに食の分野における栄養の専門職を目指して、社会に貢献したいという意欲が強い人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。
1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・外国語:高校卒業までに求められる英語4技能を習得し、言語や文化に対する理解、積極的にコミュニケーションを図ること及び情報や考えなどを的確に理解し、適切に伝えることができる。
・理 科:化学と生物の基礎知識を修得し、自然の事象に対して、目的意識をもって観察、実験などを行い、科学的に探究できるとともに理解を深めることができる。
・数 学:基礎知識を修得し、数学における基本的な概念や原理・法則の理解、物事を数学的に考察し表現する能力により得られた結果について判断することができる。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・食・栄養・健康に関する一般常識について理解する。
・食・栄養・健康に関する時事問題について情報収集する。

カリキュラム・ポリシー

 管理栄養学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、文化講座に加えて専門教育科目を体系的に編成します。教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、 4 年間の学びの指針となる科目( 「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然・健康に対する理解を深めるための多様な科目群を編成します。専門教育科目の一部を一般教養科目として履修することができます。
  2. 外国語科目では、英語の他、主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。グローバル社会に適応できる能力を養成するために「科学英語(食品と栄養学を学ぶために)」を開講します。
  3. 専門教育科目は、栄養士及び管理栄養士養成課程を基盤とした基礎分野、専門基礎分野、専門分野の体系に基づき、順次性を持って、講義・演習・実験実習の科目を配置します。
    1年次では、専門領域の理解及びこれからの方向性を考えるための必修科目「管理栄養士概論」を開講します。2年次では、専門的な知識及び技術、コミュニケーション能力の統合を図るために、実験実習科目を中心に開講します。3年次では、学外における栄養士及び管理栄養士養成のための必修科目「臨地実習」を開講します。
  4. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として4年次に必修の卒業研究を開講し、担当教員が教育・研究に関する指導を行います。
  5. 専門教育科目を学び、修得した知識及び技術、コミュニケーション能力の実践の場として実社会と繋がり、総合力を高めるための選択科目『輝け☆健康「美」プロジェクト』を開講します。
  6. 本学と地域が協働して課題に取り組み、学生が専門知識を活かしてコミュニティサービスを行う場を用意しています。学習内容を定着させ、現代的課題に具体的に取り組む姿勢と力を養います。
  7. キャリア教育を推進するためキャリア・コア科目とインターンシップを開設し ます。
  8. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  9. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため 、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  10. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的に通用する人材を育成します。専門教育科目の中に選択科目として海外短期研修「アメリカ栄養士研修プログラム」を開講します。

[教育方法]
  1. 入学時に実施する「生物」、「化学」のプレイスメントテストにより、学習指導に生かすために、習熟度を把握します。
  2. 専門教育科目の習熟度を把握するために、卒業年次に「応用演習Ⅰ」、「応用演習Ⅱ」の全科目試験を行います。
  3. 各科目の期中において課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  4. 能動的学修の充実のため、アクティブ・ラーニングおよびプロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。
  5. 4年間の学修能力の到達目標を設定し、学生が目標を達成するため、教員が支援を行います。途中の段階で成果や能力をはかるため、定期的に(前期、後期各6回 年間12回)学内・外部テストを行います。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文に対する評価によって行います。 

ディプロマ・ポリシー

 管理栄養学科は、所定の単位を修めたうえで、グローバルな社会で求められる栄養・食に関する専門的な知識及び技術とコミュニケーション能力を修得した学生に対して学位を授与します。

  1. 専門職として充分な知識と技能を有し、管理栄養士国家試験に合格できる能力をもつ。
  2. 個人または集団のよりよい健康状態の実現を目的として、医療、福祉、保健、教育、研究及び行政並びに食の分野において栄養の専門職としての役割を果たすことができる。
  3. 社会に関する問題意識を持ち、自らが発見し、認識する。問題解決のための立案、目標設定、実施、評価、改善に多角的に取り組むことができる。
  4. 専門職として適切な態度、道徳やコミュニケーション能力を備え、真摯な姿勢を有し、チームの一員として多様な人々と協働することができる。
食健康科学部 食安全マネジメント学科

アドミッション・ポリシー

 昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、食品の安全性と生産から流通・販売に至るマネジメントに強い興味を持ち、専門的な知識と能力を生かして社会に貢献したいという意欲のある人を求めます。また、本学科の教育課程に従い主体性を持って挑戦し、学修する意欲のある資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

1.入学前に修得することを推奨する教科・科目
・国 語:文章・語句を正確に理解すると共に情報を発信することができる。
・外国語:高等学校で学ぶ英語4技能を習得し、活用することができる。
・理 科:高等学校で学ぶ化学および生物の基礎的な内容を理解できる。
・数 学:自然科学および社会科学的解析に関わる基礎的な内容を理解できる。
2.入学前に身につけておく学習習慣
・国内外の食に関する問題を理解するために、メディア等から得られる情報を整理する。
・身近な食品に触れ、その特徴について興味を持つ。
・グローバル経済やビジネスについて関心を持つ。
・思考を柔軟にするために、どのような視点がありうるか模索する。
・様々な文化・社会背景を持つ人々と関わりを持ち、広い視点を身につける努力をする。 

カリキュラム・ポリシー

 食安全マネジメント学科では、食品・流通関連企業や行政の場において、食の安全やビジネスマネジメントの専門知識と技能を生かして活躍できる人材の養成を目的として、以下のカリキュラムを編成しています。

[教育内容]
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる科目(「実践倫理」「キャリアデザイン入門」)や将来の学びの基盤となる科目(「アカデミック・ライティング」及び「データサイエンス入門」)を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養うための科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語の他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 学科教養科目として、専門知識を学ぶための基礎を養うために「化学A・B」や「生物学」、「経済学概論」や「経営学概論」などを必修科目として設定します。また科学と社会の関わりについても考える機会を設けるために、「科学と哲学」を必修科目として開設します。
  4. 専門科目として、講義および実験・実習・演習を通して、専門の基礎を養うために、食品の基礎や栄養学の基礎、マネジメントの基礎を開設します。
  5. 専門教育科目分野として、食の安全、食の現在と未来、マネジメントとマーケティングを開設し、講義および実験・実習・演習で学びます。さらにプロジェクト演習を通して社会との関わりを持ちながら実践的に学びます。
  6. 選択科目として将来のキャリアを視野に入れながら、実践的知識と技能を学ぶための科目を開設します。必要な科目を自ら選択する事で、より高度で専門的な能力を養います。
  7. 専門教育科目を中心とする教育内容の成果として4年次の「卒業研究」を配置し、担当教員が個別に教育を行い、研究に関する指導を行います。総合的な能力を養い、大学院進学に結び付けたり、社会で活躍できる人材を養成します。
  8. キャリア教育を推進するためキャリア・コア科目とインターンシップを開設します。
  9. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  10. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、学科単位で1年次~3年次において一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  11. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的に通用する人材を育成します。

[教育方法]
  1. 各科目の期中において課題、レポート、試験等を課し、評価をフィードバックすることで知識の定着を図ります。
  2. 能動的学修の充実のため、アクティブ・ラーニング、およびプロジェクト・ベースト・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足によって行います。
  2. 学生の評価は、1.各科目の成績評価、2.卒業論文に対する評価によって行います。 

ディプロマ・ポリシー

 食安全マネジメント学科は、所定の単位を修めることにより、食品と栄養、マネジメントに関する専門的な知識、技能とコミュニケーション能力を習得し、社会に貢献できる力を身に付けた学生に対して学位を授与します。

[知識・技能]
  1. 食品と栄養、マネジメントに関する専門知識と技能を身につけ、その力を応用できる。
  2. 社会において、食の安全を確保し、マネジメントしていくための積極的な提案ができる。

[自主・自律]
  1. 食品と栄養、マネジメントの分野において自ら課題を発見し、目標を設定できる。
  2. 目標に向かって多角的に考え、常に新しい知識や技術の習得に努め、やり遂げることができる。

[協働・調和]
  1. 専門的知識・技能を有する人としての態度、道徳やコミュニケーション力を身に付け、真摯な姿勢をもって、多様な人々と協働できる。