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interview
自分が求める社会人像を考え
理想に最も近いキャリアを選んだ
町田 彩
日本語日本文学科
4年
出身高校:神奈川総合高等学校出身

掲載日:2022.10.1
日文_町田さん
【日本語日本文学科をめざしたきっかけは何ですか?】
大学で日本文学に触れたいという思いが芽生えたのは、やりたいことが見つからず悩んでいた高校3年生の夏。模試の問題で芥川龍之介の作品「葱」に出会い、読みながら自分なりに解釈を考えることが楽しいと感じたのがきっかけです。卒業論文でも「葱」の研究に取り組んでみました。
【何を学びましたか?】
授業を通して、自分なりの考えを論理的に導き出す力が身につきました。この力は就職活動の面接でも役立ち、質問に対して最適なエピソードを選んで論理的かつ簡潔に説明することができました。また、パソコンスキル向上のための授業も開設されており、MOS(Microsoft OfficeSpecialist)の資格取得に役立ちました。
【これから取り組みたいことは何ですか?】
総合商社の内定を得ています。内定後も入社に向けて貿易実務検定の資格を取得したり、日常で英語に触れる機会を増やしたり、今後に向けた取り組みをしています。文学研究で身につけた資料(データ)をつぶさに観察して自ら問いを立てて及する姿勢を、仕事に取り組む際にも大切にしていきたいと思います。
【印象に残った授業は?】
「日本文学Ⅱ(児童B)児童文学の現在」です。児童文学を1週間に1冊ずつ読んで考えをまとめて発表しました。授業に積極的に参加することができたため印象に残っています。加えて「児童文学は子ども以上に大人の読み物である」という先生のことばが、日本文学に対する認識の幅を押し広げてくれました。