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interview
地方公務員の立場から
子どもたちに質の良い学びの場を提供したい
新家 さくら
歴史文化学科
4年
出身高校:大泉高等学校出身

掲載日:2022.10.1
歴文_新家さん
【歴史文化学科をめざしたきっかけは何ですか?】
歴史に関心を持ったのは、ただ教科書を学ぶだけではなく、歴史人物の特徴的なエピソードを交えて時代の流れを教えてくれた、中学・高校時代の社会科の先生のおかげです。進路を考えるにあたり、自分も歴史の魅力を伝えられる教員をめざしたいと思い、歴史関係を幅広く学べ、さらに社会科の教員資格も取得できる歴史文化学科への進学を決めました。
【何を学びましたか?】
歴史文化学科は、歴史学、地理学、民俗学、考古学など幅広い分野を学ぶことができます。私は多方面に興味があったため、歴史学以外に民俗学や考古学も履修しました。その結果、視野が広がり、様々な観点からものごとを考える力が身につきました。これらは、卒業論文の作成や就職活動での自己分析に役立ちました。
【これから取り組みたいことは何ですか?】
特別区職員に内定しています。教員をめざして教職課程や教育実習を受ける中で、教員として教育に携わるのではなく、教育環境を再構築するような仕事をしたいと考えるようになりました。今後は、教育現場の課題一つひとつに目を向け、より質の高い学びの場の創出にかかわる仕事をしていきたいです。
【印象に残った授業は?】
1年次に履修した「日本芸能史」です。この授業ではじめて歌舞伎を鑑賞し、日本の芸能の奥深さを感じました。この授業がきっかけで、ゼミも「民俗・芸能演習」に所属しました。歌舞伎の舞台を支える三味線の音に特に興味があり、卒論として研究しています。