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interview
現代社会と学校教育の未来
シム チュン・キャット
現代教養学科
教授
掲載日:2023.4.1
2024年度大学案内より
現代教養学科
教授
掲載日:2023.4.1
2024年度大学案内より
【世界と社会の変容を踏まえて変化する教育のあり方と課題を国際比較する】
現代では、急速な社会変動にともなってさまざまな問題が発生しています。グローバル化、高度情報化、都市集中化、少子高齢化、そして環境変化によって、地域、職場、家族や個人などのあり方が変化し続けるいま、ほとんどの子どもと若者が通う学校と大学はどのような教育を目指す必要があるのかを考えるうえで、新しい取り組みと伝統、テクノロジーと人間らしいもの、多様性と共通ルール、協調性と個性、義務と自由、平等と区別、理想と現実、それぞれのバランスをいかにとるかが非常に重要になってきます。そのような問題意識をもって、社会の根幹をなし未来を創造する役割を担う学校教育のあり方と課題について、比較教育社会学の視点から日本と他国との違いを探究しています。
【PROFILE】
シンガポール教育省政策企画官などを経て、2008年東京大学教育学研究科博士課程修了、博士号(教育学)を取得。2013年より昭和女子大学に着任。主な著作に『選抜度の低い学校が果たす教育的・社会的機能と役割』(単著)、『リーディングス-日本の教育と社会・第2巻-学歴社会と受験競争』、『現代高校生の学習と進路:高校の『常識』はどう変わってきたか?』、『世界のしんどい学校』、『女性リーダー育成への挑戦』、『コロナ禍に世界の学校はどう向き合ったのか』など多数。