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interview
英語を学ぶ、と、英語で学ぶは別ものです
由井 玲奈
英語コミュニケーション学科

掲載日:2024年6月6日
2025年度大学案内より

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 この学科を選んだのは、留学制度の充実ぶりに惹かれたからです。特に、学科カリキュラムに含まれた留学と本学の制度にある交換認定留学を両方経験しても、4年間で卒業できることは大きな魅力でした。2年次に、学科カリキュラムの一環で昭和ボストンへ留学。念願の留学でしたが、目標の選抜クラスに入れず、英語への自信を失う事態に。しかし、現地の方々や他大学の留学生との交流を深める中で、再び英語が楽しいと思えるようになりました。続く3年次の交換認定留学では、非英語圏でも学んでみたいという思いから、ポーランドのワルシャワ大学へ。現地で驚いたのは、母国語が異なる留学生たちがみな、訛りや発音を気にせず英語を話していたこと。「英語はあくまでもツールに過ぎない」と気づきました。それからは、留学生たちとの会話を通じて、それぞれの文化や価値観を感じられるようにもなりました。卒業後は、小学校の頃から夢だった航空業界の道へ。お客様の信仰や食文化の違いに配慮して、個々人に合わせたサービスを提供していきたいです。

【1年次】
英語への興味が高まる。
ゼミで「英語教育」について学ぶ。他グループのプレゼンテーションで、日英バイリンガルは、話す相手の言語圏によって性格や接し方が変わる傾向にあると知り、
英語への興味がさらに高まる。
【2年次】
ディベートで会話力を磨く。
他のゼミと合同で、「動物の飼育方法」をテーマに、英語ディベート大会を実施。
相手の意見を尊重しつつ、自分たちの主張を述べた点を学科長に褒められ、英語でのコミュニケーションに自信を持てた。

【3年次】
国際問題への理解が深まる。
「インターナショナルトレンドディスカッション」で、EUとアジアとの国際関係について学ぶ。ポーランドでの留学中に政治学部の授業を履修したことも、国際問
題への関心が深まるきっかけとなった。
【4年次】
留学での経験を卒論に活かす。
「留学や文化交流を通じて構築される国際的な関係の重要性」をテーマに卒論を執筆。英語の授業が減ったため、アルバイト先のカフェで外国人観光客と意識的に英語で会話をするように努めた。