在学生インタビュー
国際学部
国際学科
H・K さん
大手総合物流企業(総合職)内定
(出身高校:私立 三輪田学園高等学校 )
国際学科
H・K さん
大手総合物流企業(総合職)内定
(出身高校:私立 三輪田学園高等学校 )
OUTLINE
将来は「国際的に活躍できる人になりたい」という想いから在学中はダブル・ディグリープログラムに参加。留学で培った語学力と多くの経験をもとに、「世界」をフィールドとして挑戦するKさんの充実した学生生活から進路選択までを振り返っていただきました。
グローバルに活躍できる人材をめざして
海外大学の学位も取得できる「ダブル・ディグリー・プログラム」への参加
高校の授業で世界の“貧困と“紛争”について学び、国際問題に興味を持つようになりました。その影響から、漠然と将来は語学を身に付け国際社会で役立つ人になりたいと考えていました。そのためには絶対に留学を経験したいと思い、留学制度が整っている昭和女子大学を選びました。英語だけではなく、ほかの言語も使えれば将来役に立つのではないか、自分がなりたいと思う姿により近づくのでは、と考え、英語のほかにもう一言語を本気で学び、習得することができる国際学科に決めました。5年間で昭和女子大学と海外提携大学の2つの学位を取得できるダブル・ディグリー・プログラムには特に魅力を感じていました。国際学科のダブル・ディグリー・プログラムには、中国、韓国、オーストラリア、アメリカ(日本校)の大学と5つの選択肢がありましたが、日本にとって重要な貿易相手国である中国で学びたいと決めてからは、それはもう必死に、がむしゃらに中国語学習に取り組みました。中国語は入学後から学び始めたので、留学後に現地の授業についていけるのかとても不安でしたが、学科の先生方によるバックアップで、徐々に不安が解消されていきました。留学するまでは、授業以外でも補講をしていただき、加えて、授業期間外には春季・夏季講習も開講され、これでもか!と留学に必要な文法や発音など十分に基礎固めができる環境で集中して取り組めました。
2年間にわたる留学では、ひと言では表せないほど沢山の経験ができ、語学力の向上はもちろんですが、人間としても大きく成長できたと思います。私は、留学するまでは引っ込み思案な性格だったのですが、日常的に議論が飛び交う活発な現地の中国人学生と学ぶことで、自分の考えをもって発言できるようになり、躊躇せず自ら行動できるようになりました。また、中国での学習を通じて、考え方は一つではないことを学び、物事に対する考え方の視野が広がったことを実感しています。
帰国後も貪欲に挑戦
帰国後は、留学で身につけた語学力をブラッシュアップするとともに、進路を意識しながら学生生活を過ごしていました。
語学に関しては、挑戦できる機会があると積極的に参加していました。留学していた大学で開催された ”International Week and International Cultural Festival” では、 課題テーマに沿った詩を発表する「三行詩コンクール」が開催されると知り、憶せず日本から参加。結果、賞をいただくことができ、留学の成果も実感しました。また、大勢の人前で発表するのはまだ苦手意識があったので、思い切って「全日本中国語スピーチコンテスト」に挑戦しました。大会前日まで大学で先生に発音や読み方の指導をしていただいたのですが、改めて自身の発音を見直す機会にもなりました。帰国後も、中国語を磨くことを目標に挑戦し続けたことで、自信にも繋がったと感じています。
語学に関しては、挑戦できる機会があると積極的に参加していました。留学していた大学で開催された ”International Week and International Cultural Festival” では、 課題テーマに沿った詩を発表する「三行詩コンクール」が開催されると知り、憶せず日本から参加。結果、賞をいただくことができ、留学の成果も実感しました。また、大勢の人前で発表するのはまだ苦手意識があったので、思い切って「全日本中国語スピーチコンテスト」に挑戦しました。大会前日まで大学で先生に発音や読み方の指導をしていただいたのですが、改めて自身の発音を見直す機会にもなりました。帰国後も、中国語を磨くことを目標に挑戦し続けたことで、自信にも繋がったと感じています。
「三行詩コンクール」入賞作品
右下にKさんの作品
右下にKさんの作品
「全日本中国語スピーチコンテスト」の様子
また、帰国した時にはすでに就活を意識する時期でもあったため、進路を意識して取り組んでいました。とりわけ良い経験となったのは、世田谷区が主催する「地域交流ラボ」プロジェクトに参加したことです。1年を通して町会や地域の方と交流しながら、学生ならではの視点で地域活性化のポイントを見つけ、地域や他大学の学生に向けて発表を行うという取り組みです。プロジェクトを通して、チームマネジメントの難しさを学び、失敗を繰り返しながらも、社会に出る前に大人の方々と関わる貴重な機会を得ることができ、良い経験値となったと思います。
プロジェクトの成果報告会で
私のキャリアデザイン
活動遍歴
インターンシップ参加企業 | 5社 |
説明会参加企業 | 20社ほど(合同企業説明会をのぞく) |
エントリー企業 | 10社 |
学内面談 | 5回以上(ダブル・ディグリー・プログラム担当の職員とは頻繁に面談を行っていました) |
将来を見据えた就職活動
私は3年生の7月頃から就職活動をスタートし、不動産業界、物流業界を中心に夏のインターンシップに参加しました。定期的にキャリア支援センターを利用し、キャリア支援センターの留学担当の職員の方と密にコミュニケーションを取るようになりました。職員の方との面談を重ねていくうちに、物流業界なら自分の能力を活かし、成長し続けられる環境なのでは、と気づくことができたと思います。就職活動で意識していたことは、とにかく「行動」すること。興味がある企業についてはすぐに調べ、可能な限りOG訪問を行いました。特に、内定先には3度も訪問させていただき、自分の進みたい職種や業務内容を明確にするため、企業研究を怠らないようにしました。OGの先輩方のキャリアパスを伺って、入社後の具体的なイメージをもてたことで、面接時は将来自分がなりたい姿を具体的に説明することができ、とても役に立ったと感じています。その他にも、テスト対策のアドバイスを参考に、問題集をただ反復するだけでなく、形式や傾向を把握したうえで、同様の形式で実施している他業界の企業でテストを受け、何度も練習を行いました。
これらの経験から先を見据え、傾向を把握して動くことができ、効率的な就職活動に繋げることができたと感じています。
思わず役に立った日記の習慣
私は入学当初から現在まで、日々の出来事を忘れたくないという想いから『5年日記』をつけています。『5年日記』は分量がそこまで大きくないので手軽に書け、加えて5年分ともなると、読み返すのも楽しく、今でも継続しています。面接時に学生時代の取り組みや経験について質問されますが、日記には5年分の日々の出来事や考えていたことを残していたので、自己分析や面接時のエピソード探し、エントリーシートの作成においては非常に役立ったと感じています。振り返ってみればあっという間だった学生生活で、いざ自分の経験を振り返るのは結構大変だと思うのですが、この作業がラクになったことは大きかったと思います。実際に内定先の面接では学生時代の経験を自信を持って伝えることができました。毎日日記をつけることは大変ですが、習慣になってしまえば大変さよりも得るものの方が大きいと感じました。大きなイベントごとや心情の変化があった際にはぜひ、日記をつけておくことをお勧めします。留学時には中国語で書いていた日記
目指す将来像
入社後は、留学で培った語学力と客観的に周りを見渡せる強みを活かし、国際輸出入の管理部門で最適な輸送提案を行うことで国内外のお客様を繋いでいきたいと考えています。職場では誰からも信頼され、必要とされるような存在を目指したいです。内定先企業には海外業務研修制度というものがあるので、将来はその制度に挑戦し、海外で活躍できる人材として貢献したいと思いますし人としても更に成長していきたいです。後輩へのメッセージ
将来やりたいことや興味を持った分野に関わる仕事ができるよう、まずは大学生の間によく学び、経験を積み、少しでも自分の可能性を広げることが大切だと考えています。挑戦した結果すぐには実を結ばなくても、将来何かしらのタイミングで役に立つものだと思います。学生のうちは失敗しても大丈夫!という気持ちで積極的に行動してみてください!(取材日:2024年9月27日)