教職課程 介護等体験

INDEX
 

介護等体験とは

介護等体験とは、「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例に関する法律」(平成9年法律第90号)により義務付けられた介護・介助・交流等の体験です。個人の尊厳及び社会連帯の理念に関する認識を深めることの重要性にかんがみ、教員の資質向上及び学校教育の一層の充実を目的としています。
小学校及び中学校の教員免許状取得には、必ず事前申込の上、介護等体験が必要です。幼稚園及び高等学校の教員免許状のみを取得する場合、介護等体験は必要ありません。

介護等体験実施の流れ

介護等体験を実施するまでの流れは、以下のとおりです。
申込時期、事務連絡会の実施時期は変更する場合があります。詳細は大学ポータルサイトUP SHOWAに掲示しますのでよく確認してください。

【2024年4月1日更新】
介護等体験を実施する前年度:介護等体験申込事務連絡会に出席(2月実施) 
※2024年度実施分:2024年3月25日(月)に実施済
※2025年度実施分:2025年2月10日(月)11:00~12:10(予定)
介護等体験申込(3月下旬締切)
※申込方法の詳細は介護等体験申込事務連絡会で説明します。申込がない場合、体験実施ができません。
介護等体験を実施する年度健康診断の受診
※胸部レントゲン検診が必須です。4月の学内健康診断を必ず受診してください。
前期 授業「介護等体験の指導」(1単位)の履修
介護等体験に係る費用(教職課程費第1期)を納入
介護等体験事務連絡会に出席(6月、7月実施)
※2024年度実施分:2024年6月26日(水)15:30~17:30または7月3日(水)15:30~17:30 (どちらか一回に参加)
介護等体験(8月~翌年3月のうち指定された日程)
まとめ・自己評価、証明書のコピー、日誌の提出(体験終了後)

介護等体験 申込条件

以下の条件をすべて満たし、留意事項を遵守できる者。

【申込条件】
  • 介護等体験の年度に2年次以上の学生で小学校及び中学校の教員免許状取得を希望する学生。
    (2年次以上であれば3年次、4年次でも可能です。多くは2年次での体験となりますが、各自のスケジュールに合わせて体験する学年を検討してください。)
  • 介護等体験の前年度に行われる介護等体験申込事務連絡会に出席し、申込手続きを行うこと。
  • 介護等体験の年度の健康診断で胸部レントゲン検査を受診すること。 
  • 介護等体験の年度の前期に「介護等体験の指導」(1単位)を履修すること。※初等教育学科の学生の履修時期は学科の指示に従うこと。

【留意事項】
以下の留意事項をよく確認の上、申込を行ってください。
  • 割り当てられた施設(学校)や日程は、原則として変更できません。2年次以降にボストンサマーセッション、インターンシップ、語学研修、短期留学等を予定している学生は、介護等体験を最優先にできる学年次に申込をすること。
  • 介護等体験は東京都教育委員会、東京都社会福祉協議会をはじめ、多くの関係者の方々の協力で成り立っている事業です。そのため、申込手続き後に辞退することはできません。
  • 実習前、実習期間中の健康管理を徹底し、遅刻・早退・欠勤をしないこと。
  • 身だしなみや言動には細心の注意を払い、教員を目指すものとして常識ある行動を心掛けること。

費用について

介護等体験に参加する学生は、体験に係る費用として15,000円(教職課程費第1期)の納入が必要となります。納入方法の詳細は、申込を行った学生に別途連絡します。
なお、体験中の昼食代や交通費については自己負担となります。

体験日数・体験内容

介護等体験は、大学を通じて手続きを行います。本学では、特別支援学校2日間、社会福祉施設5日間、合計7日間の体験を行います。
介護等体験は、概ね8月から翌年3月までの期間に実施します。
体験先 体験日数
体験内容例
特別支援学校
2日間 特別支援学校における平常授業や学校行事・ 校外学習等に参加し、補助や児童・生徒との交流
(例:授業補助、校外実習の引率補助、運動会等の学校行事の補助)
社会福祉施設
5日間 高齢者福祉施設、障害者福祉施設、児童福祉施設等の社会福祉施設で、利用者との交流を中心とした幅広い社会体験
(例:利用者との交流、レクリエーション活動補助、掃除・洗濯補助)
※体験先や日程は、6月または7月実施の介護等体験事務連絡会にてお知らせします。日程が決定するまでは個人的な予定を入れないでください。
※体験内容はあくまで一例です。施設ごとに幅広い体験が想定されます。具体的な体験内容は受入先の施設が決定します。

体験終了後

体験終了後、各体験先から介護等体験を行ったことを証明する証明書が発行されます。学生は体験終了後、自己評価票・日誌・証明書のコピーを大学に提出してください。
なお、この証明書は教員免許状申請時に必要となりますので、原本は汚損・紛失のないよう大切に保管してください。紛失しても再発行はされません。