学びとカリキュラム

INDEX
 
Learning

管理栄養学科での学び

4年間のステップ

1年次
基礎・教養科目を中心に、
基礎力を高めます
2年次
専門知識やスキルを修得し、
総合力を養います
3年次
臨地実習で実践力や
応用力を学びます
4年次
国家試験対策や卒業研究で
専門性を高めます

学べる専⾨領域

人体の機能
「生化学」「人体の構造と機能(解剖学・生理学)」
食品と栄養
「食べ物と健康」「基礎栄養学」
実践的な栄養学
「臨床医学」「臨床栄養学」「栄養教育論」
社会と健康・栄養
「社会環境と福祉」「公衆栄養学」

学びを通して得られる⼒

  • 管理栄養士としての専門知識と実践技能を修得する力
  • 課題発見・解決力
  • 実験計画と分析結果から考察する力
  • 専門のスキルをもって他者と協働する力
Curriculum

カリキュラム

グローバル社会、高度情報化社会において活躍できる管理栄養士の育成

1年次には基礎・教養科目を中心に専門家としての基礎力を高め、2年次ではより充実した実験・実習科目により専門知識とスキルを総合的に養っていきます。
3年次では、学外における「臨地実習」や専門選択科目により実践力や応用力を身につけていき、さらに「卒業研究」を通じて研究手法や論理的思考力など、総合的に管理栄養士に必要な力をつけていくカリキュラムとなっています。
グローバル社会に適応できる能力を養成するために「科学英語(食品と栄養学を学ぶために)」、さらに専門教育科目の中に選択科目として海外短期研修「アメリカ栄養士研修プログラム」および半期留学「15週間ボストンプログラム」を開講しています。また、高度情報化社会において必要とされる情報処理能力やAIに置き換われない高度なコミュニケーションスキル(傾聴力・伝える力・柔軟性など)や課題発見力を育成するために、専門選択科目として「栄養情報処理論(演習)」やプロジェクト型選択科目『輝け☆健康「美」プロジェクト』を開講しています。
管理栄養学科カリキュラム

Topics 学科の“今”を感じる

全国平均を上回る合格率。

管理栄養士国家試験の受験資格が得られるカリキュラムを設けているのが、当学科の特徴のひとつです。履修が必要な科目は「栄養学」「調理科学」「食品学」など食に関わるものだけでなく、「人体の構造」「生化学」「微生物学」など多岐にわたります。1年次は基礎科目、2年次は専門基礎と段階的に専門知識を習得します。3年次後期からは国家試験対策がスタート。模擬試験を通じて、自分の習熟度を確認します。4年次は、必修科目となる「国家試験の傾向と対策」に取り組みながら国家試験に備えます。ほかにも、学生が通学中などの隙間時間に勉強できるよう、国家試験対策講座をオンラインで一部配信。この講座で各科目の演習問題に取り組むことによって、在学中に学んできた知識を定着させられます。こうした支援によって、当学科は管理栄養士養成校の全国平均を上回る新卒合格率を達成。2024年度は全国平均が80.4%に対し、当学科は92.3%と高い合格率でした。
管理栄養学科_01_国家試験対策模擬試験の結果によって夏期講習への参加を促すなど、学生をフォローアップしていきます。

食・栄養に関する海外研修プログラム。

当学科には、さまざまな海外研修プログラムがあります。3年次後期に参加できるのが「秋期ボストンプログラム(15週間)」(希望者のみ)。このプログラムを利用した場合でも、4年間で管理栄養士国家試験の受験資格を得ながら、卒業ができます。希望者は1年次から「ヨーロッパガストロノミー研修」に、2年次から「アメリカ栄養士研修プログラム」にも参加可能です。
管理栄養学科_02_海外研修プログラム海外研修プログラムに参加することで、世界の最新状況を知ることができます。

実践に活かす!子ども食堂での食に関する社会貢献活動(プロボノ)

食健康科学部の学生と連携して取り組む「輝け☆健康“美”プロジェクト」。そのひとつが食育・健康教育のボランティア活動「子ども食堂で食育活動」。普段は様々な現場で働いている管理栄養士・栄養士のプロボノの方と共に、NCDs(非感染性疾患)予防をわかりやすく伝えるための栄養教育媒体を作ったり、楽しく遊びながら学べるゲームを考えたりと、講義で習得した能力を活動に活かしています。
管理栄養学科_03_プロジェクト活動子どもたちに対する声がけの仕方やコーチングについても学びます。
Project

プロジェクト型学修

昭和女子大学では答えのない課題に専門知識を生かして解決策を考えるプロジェクト型学修を実施しています。
学科では、授業や演習・ゼミ等の中でプロジェクト型学修を取り入れています。
答えのない課題に
専門知識を生かして
解決策を考える
Project
  • For me
  • ネウボラ研究プロジェクト(品川区乳幼児健診研究)
  • JAベジラボ
Graduation Theses

卒業論文

卒業研究のテーマ例

  • CRISPR-Cas9によるグルタミン酸トランスポーター遺伝子破壊の影響評価
  • アレルギーを引き起こす食品中にニトロ化トリプトファンは含まれるのか
  • プラネタリーヘルス視点から見た、児童及び若者の健康における管理栄養士の役割
  • 母子の食習慣および生活習慣と3歳児肥満との関連について
  • 友人/家族との体型比較によって痩身プレッシャーを感じる者の対人的経験の特徴
  • 調製時における酢添加タイミングの違いによる減塩効果の検討
※2023年度卒業論文より抜粋