【長期】TUJ単位互換プログラム 科目等履修(環境デザイン学科S.Oさん)

【長期】TUJ単位互換プログラム 科目等履修(環境デザイン学科S.Oさん)

留学種別:長期
エリア:日本
参加プログラム:TUJ単位互換プログラム(科目等履修)
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、1982年東京に開校され、海外大学の日本校として最も長い歴史と最大の規模を誇ります。ペンシルベニア州フィラデルフィアに位置する州立総合大学であるテンプル大学の海外キャンパスの一つです。
2019年9月より昭和女子大学の西キャンパスに移転し、頻繁な交流が行われています。

TUJプログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。

元々海外に漠然と興味がありましたが所属の学科が環境デザイン学科ということもあり、授業や卒業単位の関係で長期的な留学はできないと考えていました。しかし、TUJプログラムの科目等履修を利用すれば1教科からテンプル大学の授業を履修する事ができ、自分の大学生活を変えることなく気軽に留学経験ができるという点に魅力を感じ、挑戦しました。自分の英語力を伸ばすこと、そして海外の美術教育を受けるという目的のもと、国際系と関係のない学科ですが大学3年次からテンプル大学の授業を少し履修しています。
 

TUJプログラム参加へ向けて、事前に準備したこと等あれば教えてください。

私は授業が始まる前に特別何か準備することはありませんでした。TUJプログラムに参加するにあたり、TOEFLやIELTSのスコアが必要になると思います。高いレベルが求められるので、その試験勉強をしっかり行えばその後の授業はついていけると思います。もし余裕があれば簡単な英会話を行っていれば良かったなと思いました。会話ができるとクラスに早く溶け込めますし、より英語力がつくと思いました。
 

履修した授業について教えてください。

イングリッシュの基礎的なエッセイの授業とアートのドローイングというデッサンの授業を履修しました。エッセイは、課題が多く、締め切りもシビアなのでかなり大変でしたが、その分英語力はつきました。自分の力でさらっと英文を読んだり書いたりできるようになります。ドローイングは、技術を上げるというより描くことを楽しむようなものでした。そのため絵が得意でなければ受けられないということはありませんし、道具も全て用意してくださる為、気軽に絵を描くことができます。クラスメイトと話しながら、音楽を聞きながら自分のペースで課題ができるため、両立しやすいと思います。
 

特に印象に残っていることを教えてください。

テンプル大学の授業は、全体的に課題が多く、授業中も生徒が主体となって行う印象が強いです。(もちろん課題なしの授業もあります!)はじめはアメリカと日本の授業形態の違いに驚きました。英語だけの環境で緊張するのに、全て自分の力で乗り越えなければいけない…と思う方がいるかと思いますが、心配しなくて大丈夫です。学生も先生も私の英語を理解しようとしっかり話を聞いてくれますし、できないことを全く気にしていません!勇気を出して声をかけたり、話に参加したりして海外の友人を作ってください!私も友人たちの力を借りながら両立を乗り越えました!
 

オンライン・対面での授業参加、どうでしたか?

私はエッセイの授業をオンライン、ドローイングの授業を対面で受けました。オンラインは対面と変わらないくらい充実しています。専用のアプリやサイトを使い、オンラインでもしっかり勉強できる体制が作られていたので、留学にいけなくなってしまっても、英語力を付けたい場合だったら充分だと思いました。対面だと生徒や教授に実際に会う事ができるので仲良くなれますし、海外の大学に通っている雰囲気なども味わえます。オンラインでのやりづらさは全く感じませんでした。
 

参加を検討している人へのアドバイスやメッセージをお願いします!

私は、環境デザイン学科に所属し英語と全く関係のない授業と並行してテンプル大学に通っています。大変なことの方が多いですが、ここでしか経験できないことや出会いなどを考えると挑戦してよかったと心から思います。大学生活を振り返って、TUJプログラムは自分が頑張ってきたこととして間違いなく胸を張って言える事になると思うので、国際系の学科でなくても迷っていたら是非挑戦してみてほしいです。