【短期】プノンペン王立大学海外教育研修(初等教育I.Mさん)◇カンボジア
留学種別:短期エリア:カンボジア
留学期間:2015年度 夏季
参加プログラム:カンボジア海外教育研修プログラム
プノンペン王立大学は、50年の歴史を持つカンボジア国内最大の王立(国立)大学で、ASEAN University Network(AUN)に加盟している大学です。
本学に、毎年授業履修の留学生を受け入れています。
プノンペン王立大学は、50年の歴史を持つカンボジア国内最大の王立(国立)大学で、ASEAN University Network(AUN)に加盟している大学です。
本学に、毎年授業履修の留学生を受け入れています。
この留学プログラムに参加しようと思ったきっかけは?
「カンボジアの子どもたちに日本のことを伝えたい」と思い、今回このプログラムに参加しました。
私は以前「アメリカ初等教育演習」という初等教育学科の留学プログラムに参加しており、ボストンの小学校でも実習を行いました。その時に、海外の子どもたちに日本のことを伝える楽しさややりがいを知り、また日本の教育との違いや共通点を学ぶことができました。
「カンボジア海外教育研修」のプログラムにも小学校での実習が含まれているということが大きな決め手となり、今回このプログラムに参加することに決めました。
私は以前「アメリカ初等教育演習」という初等教育学科の留学プログラムに参加しており、ボストンの小学校でも実習を行いました。その時に、海外の子どもたちに日本のことを伝える楽しさややりがいを知り、また日本の教育との違いや共通点を学ぶことができました。
「カンボジア海外教育研修」のプログラムにも小学校での実習が含まれているということが大きな決め手となり、今回このプログラムに参加することに決めました。
研修に行く前の、事前準備などについて
私は今までに何度か海外旅行や留学などの経験はあったのですが、東南アジア諸国には行ったことがなかったので期待に胸弾む一方で漠然とした不安もありました。しかし、カンボジアのことや研修内容について、引率の先生や去年参加した先輩などに話を聞くことでその不安は徐々に解消されていきました。また「カンボジア海外教育研修」は実習がメインとなっているので、実習の準備には多くの時間がかかり大変でした。
しかし、現地で自分たちが用意してきた授業をした際、カンボジアの学生さんや子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができ、事前準備を頑張った甲斐があったと感じました。
カンボジアの歴史を学び衝撃を受けた
今回の研修で特に印象に残っているのは、「トゥール・スレン」や「キリング・フィールド」を訪れてカンボジアの歴史を学んだことです。「トゥール・スレン」はポルポト時代に大虐殺が行われた場所で、元々は高校の校舎だったそうです。外観は本当に普通の学校のようでしたが、中に一歩足を踏み入れるとそこには衝撃的な光景が広がっていました。
そのような場所の見学では心が痛みましたが、そんな悲しい歴史をもちながらも笑顔で前向きに頑張っているカンボジアの人々の姿を見て、たくさんの刺激を受けました。
日本語を教えることの難しさを実感できたからこそ…
今回の研修で1番楽しかったのは,プノンペン大学での日本語会話ボランティア実習です。私は今まで日本語教育の勉強はしてこなかったので、外国の方に日本語を教えるというのは初めての経験でした。
私にとっては母語である日本語を、母語としない人々に教えるのは想像以上に難しかったです。ですが、プノンペン大学の日本語学科の学生さんは笑顔で私たちを迎え入れてくれて、授業のしやすい雰囲気をつくってくれていました。
今回交流させていただいた学生さんたちはまだ1年生でしたが、一生懸命に日本語で話し、日本について多くの質問をしてくれました。
そのように日本語を意欲的に学ぶ学生さん達から私自身も強く刺激を受け、日本語教育についてもっと学びたいと思うようになりました。また、語学学習へのモチベーションも上がりました。
これから留学に行く皆さんへメッセージ!
「カンボジア海外教育研修」は実習がメインとなっていますが,実習以外にも歴史を学んだり,王宮を訪れたり,様々な経験ができます。今年は国際学科の学生が2名,日本語日本文学科の学生が1名,初等教育学科の学生が2名参加しました。
それぞれの専門分野の知識を活かしながら助け合うことができるので,海外の教育や東南アジア,国際協力などに興味がある方にはお勧めのプログラムです。
不安な気持ちもあるかもしれませんが,少しでも興味があるならぜひ一歩踏み出してみてほしいです。日本ではできない貴重な体験ができると思います!