【短期】ボストンサマーセッション(心理学科 K.Kさん)◆アメリカ(昭和ボストン)

【短期】ボストンサマーセッション(心理学科 K.Kさん)◆アメリカ(昭和ボストン)1

留学種別:短期
エリア:アメリカ(昭和ボストン)
留学期間:2015年度 夏季(参加時:1年生)
参加プログラム:ボストンサマーセッション
「ボストンサマーセッション」は本学の海外キャンパスである「昭和ボストン」を拠点とした夏季休暇中1か月の研修です。外国人教員による英語の授業に加え、自分の興味に沿った分野の「フォーカスグループ」に所属し、講義だけでなく関連施設を実際に訪れて各分野の理解を深めることができます。 ボストンサマーセッションでは毎日どんな活動をしたかを「ジャーナル」に記録します。今回、「心理」のフォーカスグループに参加した小松さんにそのジャーナルを見せていただきました。

WEEK 1

Monday, August 17 26_01
ついに出発日がやってきました。空港に到着して、約13時間飛行機に乗りました。飛行機内では映画を見れたり、ゲームができたりしたので、そんなに退屈はしませんでした。アメリカに到着してバスで昭和ボストンまで行きました。ネイティヴの先生やスタッフが多くいて、わたしたちを歓迎してくれました。みんな面白くて優しそうで、これからの生活が益々楽しみになり、たくさんコミュニケーションをとっていきたいと感じました。またその環境にとても刺激され、長旅の疲れも少し無くなったような気がしました。   Tuesday, August 18 最初にオープニングセレモニーが行われました。先生やスタッフが英語で挨拶をして、昭和ボストンについてのこと等を詳しく教わりました。その後は、初めて英語の先生と顔合わせし、少し授業を受けました。英語のみの授業でしたが、先生は笑顔で楽しく授業をしていて、とてもやりやすかったです。ただ、先生が生徒に意見を聞いたとき、まだ私たちは積極的に答えられないので、そこはもう少しトライするべきだなと感じています。   Wednesday, August 19 今日はシティーツアーでした。英語の先生と、ボストンの街に行きました。日本とは全く違った街の雰囲気がとても良かったです。ショッピング街では、様々なブランドが軒を連ね、とても可愛く、色んなものを買いたくなりました。また教会にも入り、ステンドグラスがとても綺麗で印象に残りました。昭和ボストンのレインボーホールも、ステンドグラスがあるので、その光景が思い浮かびました。 午後は、心理学の授業でフィールドワークをしました。世界で、日本とアメリカの2つにしかない自閉症の学校に行きました。日本での集団教育と同じように、アメリカの学校でも集団で行動させるということがベースになっています。実際に見学して、生徒がとても楽しそうで、私たちに挨拶したり、手を振ってくれる子もいて、明るい印象が残りました。日本人のスタッフが丁寧に説明してくださり、集団教育だからこそのメリットを大いに活用できているんだなと感じました。   Thursday, August 20 今日は体調が悪化し熱をだしてしまったので、保健室で1日休んでいました。薬を飲んで明日には復帰したいです。   Friday, August 21 熱は下がったのですが、せきと鼻水がまだ出るので土日に備えて今日も1日保健室で休みました。薬のおかげで、夜ご飯は友達とカフェテリアで食べることができました。

WEEK 2

Monday, August 24
体調も大分良くなり、今日から授業に出席することができました。午前の英語の授業では、主に母音の発音について学びました。また、午後のフィールドトリップで行くBoston Children’s Hospitalについても自分たちで調べたり、興味を持ったことを発表したりしました。そして午後の授業で、Boston Children’s Hospitalに行き、実際にそこで、ソーシャルワーカーとして働いている方に話を聞くことができました。その方の話は本当に興味深いものばかりで、本当に貴重な経験をさせて頂けたと思いました。また、これから行く心理の授業内でのフィールドトリップが更に楽しみになりました。 Tuesday, August 25 午前の授業は、昨日とは違った発音の勉強をしました。またペアワークで宿題の復習をしたり、生徒全員色んな人と英語で会話をしたりしました。やはり、生徒自らが発言したり、生徒同士でディスカッションする機会が多くあるので、そこが日本の授業とは異なると改めて感じています。午後の授業では、ゲストスピーカーの方が来てくださいました。JBlineというアメリカにいる日系人を手助けする組織の創始者の方のお話を聞くことができました。日本とアメリカの文化や法律、考え方の違いで、たくさん驚かされる事例を聞くことができたり、ここでは語り切れません。毎回、午後の授業は心理について本当に興味深いことが聞けます。アメリカで働いている人だからこそ話せる貴重なお話が毎回聞けて、本当に楽しいです。また今日は、授業が終わった後友達とショッピングモールに行きました。昭和ボストンで出来た友達も、みんな面白い人ばかりで、一緒にいるだけで笑顔になります。 Wednesday, August 26 午前の授業では、昨日一昨日でやった発音の復習と、新たな発音も教わりました。ネイティヴの先生の発音を聞くと、簡単そうな発音の聞き取りも、他の発音と聞き間違えたりしてしまいました。やはり、英語の発音は少し違っただけで大きく意味の違う単語になってしまうので、本当に重要だと再認識させられました。それ以外にペアワークで、決められた英文を使ってストーリーを作り、更にそれを発表しました。みんなの前で発表というのは緊張する気がしますが、クラスの雰囲気が温かいので、発表も楽しくできました。午後の授業は、今の女性の在り方についてみんなでディスカッションをしました。できるだけ英語で意見を述べるように言われたので、難しかったですが、とても考えさせられる授業でした。ボストンに来て1週間が過ぎましたが、授業も楽しく、友達も楽しい人ばかりなので毎日楽しく過ごせています。このまま残りのボストン生活も楽しんでいきたいです。

hursday, August 27 26_02
今日は一日フィールドトリップでした。アメリカの歴史についての博物館の様な所へ行きました。まるでタイムスリップした様に感じました。昔のアメリカの民族の様子が綿密に再現されていてとても面白かったです。また、実際に民族の格好をした人が当時の様子を完全再現していて、直接コミュニケーションをとることもでき、より学びやすくなっていると感じました。また、サンフラワー号という船に乗ることもできました。船自体は動かず海に浮いているだけですが、海の風が気持ちよかったです。そこでも当時の姿を再現した人々と会話をすることができ、面白かったです。   Friday, August 28 午前の授業は、昨日行ったフィールドトリップでのことを学びました。アメリカの歴史について学ぶのは初めてだったので、フィールドトリップ同様、授業もとても興味深いものでした。それ以外にもクラスの人と自分の共通点を見つけ、それを先生と一緒にディスカッションしていくということもやりました。私のクラスの英語の先生は、宿題を出すことが好きらしくて、毎回出る宿題が少し大変です。でも宿題があった方が良いことがたくさんあるので、頑張っていこうと思います。 午後の心理の授業は、最後のレクチャーでした。残りの授業は全てゲストスピーカーとフィールドトリップです。元々、今回の心理プログラムはフィールドトリップが多いのですが、それでも今日が最後のレクチャーというのはとても早く感じます。授業内容は、家族療法や子供のカウンセリングについてなどでした。子供のは遊びを使って自分の気持ちを話してもらうことが多くあるそうで、今日は実際に使われているジェンガという遊びをみんなでやりました。純粋にとても楽しめました。また実際に遊んだことで、子供にはどのような効果があるのか考えやすくなり、ディスカッションもやりやすかった気がします。