【短期】ボストンサマーセッション『アメリカン・ビジネス』（日本語日本文学科A.Yさん）

本プログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。

参加のきっかけは就活に向けて自分の視野を広げたいと思ったからです。
私は大学で日本の古典文学を中心に学んでいます。文化を学んだり伝えることに興味があり、それを異文化の中で外国人の方に実践できる良い機会だと思いました。コロナも落ち着いてきましたし、ボストンにも校舎があるとのことで一度は行ってみたいと思い、三年前期というこのぎりぎりのタイミングで本当に最後のチャンスだと思い参加を決意しました。

授業や課外活動について教えてください。

授業ではグループワークやコミュニケーションなどとにかく積極性が求められました。
特にフォーカスクラスの方ではインプットとして実際に企業訪問に行ったり、起業家の方などからお話を聞く機会があり働き方や考え方についてたくさんの学びを得ることができました。
アウトプットとしてはプレゼンテーションの機会が多かったです。個人で作るものとチームに分かれて作るもの、原稿ももちろん英語で考えなければいけないので大変ではありました。
しかしその課題の重さもあってかクラスメイトたちとも協力でき、とても充実した楽しいクラスでした。空いた時間に自然とみんなが教室に集まり課題をする、プレゼンの話し合いをするということがよくあり、正直どのフォーカスクラスよりもクラス仲が良かったんじゃないかな、なんて思ったりもしてます（笑）先生方にもメンバーにも恵まれ本当に最高のクラスでした！

放課後や休日の過ごし方を教えてください。

授業後少し学外に遊びに行って、夜一緒に課題をやるというパターンが多く、フォーカスクラスのメンバーと過ごすことがほとんどでした。美術館や図書館に行ったり、ロブスターやピザを食べに行ったりもしました。交通機関も最初は難しそうなんて思っていましたが、慣れると意外とスムーズに乗れるようになって、外出に抵抗がなくなりました。休日はオプショナルツアーに参加したので、プリモスやセーラム、NYといったキャンパスから遠い場所にも行って学ぶことができ良い機会となりました。

特に印象に残っていることを教えてください。

NYトリップの時に観たブロードウェイミュージカルが印象に残っています。ダンスやミュージカルを見るのが大好きなので行けると聞いた時からすごく楽しみでした。ブロードウェイは、日本と違って公演中に観客席から拍手や歓声が聞こえてきたり、出演者の方がジョークを織り交ぜて劇場全体が笑いに包まれたりととても面白く、終始楽しい公演でした。もちろんダンスや歌、オーケストラの生演奏も最高で本場のミュージカルを体感出来て嬉しかったです。

プログラム参加を通して、成長したことや変化したことはありますか。

​自分の行動に計画性を持つことができたのが大きな成長だと思います。せっかくのボストン、行きたい場所ややりたいこと、食べたいものがたくさんありました。しかし遊ぶだけではなく授業や課題との両立ももちろんしなければなりません。普段は課題等かなり後回しにして締切直前に終わらせることが多いのですが、ボストンで何をいつまでに終わらせればここに行ける、としっかり考えられたことによって計画性を持った行動をすることができました。また、変化として実感しているのは自分の行動力です。留学に参加する準備として５～7月に言語交流プログラムに参加したり、Wing leaderに立候補したり、授業中も発言や質問を絶対にしようととにかく積極的になることを心がけました。自分に務まるのか、やりきれるのかと初めは不安もありましたが、そんなことは杞憂で周りの方もサポートしてくださって無事プログラムを修了でき本当に良かったです。

Wing Leaderを経験してみてどうでしたか。

私はこのプログラムでWing leaderというものに立候補しました。主な役割は、空港での点呼、毎日夜Wing内での点呼とRAへの報告、また私たちのWingではWingパーティーを開催しました。英語力もまとめる力も決して自信があったわけではありませんでした。むしろ顔見知りもいない状況、不安でいっぱいでした。しかしせっかく参加するならより充実した活動にしたいと思い立候補を決意しました。Wing leaderをしたことによってWing内で顔を覚えてくれて話しかけてくれたり、インスタ交換しようと来てくれたりもしてすごく嬉しかったです。また他のWing leaderの子たちやRAとも関わることができ、Wing leaderをやっていたからこそ作ることができた繋がりもたくさんありました。立候補してみて本当に良かったです。

参加を検討している人へのアドバイスやメッセージをお願いします！

​ぜひ一歩踏み出してみてください！私も自分の英語力に自信がなく、また三年生の夏休みという就活に向けた貴重な長期休みに留学に行っていいのか、と迷っていた時期がありました。また学科的にも学年的にも少数派で、友達もいない個人での参加から始まりましたがプログラムが終わるころには学科学年問わず、さらには昭和女子大学以外にも友達がたくさんでき、今でもインスタ等で繋がっています。今振り返ると、一ヶ月という短い期間ではありますが行って本当に良かったと思っています。自分の考え方が変わったり、新しいコミュニティを作ることが出来たからです。日本ではできないこと、感じられないものを一ヶ月でもたくさん体験できます。行かずに後悔が一番もったいないと思うので、ぜひ一歩踏み出してみてください。