【短期】春季ボストン アメリカ初等教育演習(初等教育学科A.Hさん)
留学種別:短期エリア:北米
参加時期:2023年度春季休暇中
参加プログラム:アメリカ初等教育演習
昭和ボストンを拠点とし、アメリカの教育現場(小学校・幼稚園・保育園)を見学しながら教師や子どもたちと交流します。ボランティア活動や教育現場での交流などをとおして、米国の教育・保育システムにおける英語教授法、カリキュラム、学習形態、生活環境などを多岐にわたり学ぶことのできるプログラムです。
昭和ボストンを拠点とし、アメリカの教育現場(小学校・幼稚園・保育園)を見学しながら教師や子どもたちと交流します。ボランティア活動や教育現場での交流などをとおして、米国の教育・保育システムにおける英語教授法、カリキュラム、学習形態、生活環境などを多岐にわたり学ぶことのできるプログラムです。
本プログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。
幼稚園教諭になりたいという夢を持って入学し、授業を受けていく中で視野を広げて学びを深めたいと思うようになりました。海外の教育についても興味があったため、アメリカ初等教育演習に参加することが良い経験になると思い参加しました。アメリカの幼児教育がどのように行われているのかを知るとともに、日本の幼児教育との比較をして学びを深めることを目的としていました。
授業や課外活動について教えてください。
授業では、アメリカの子どもの様子を聞いたり保育所での実習に向けて、アクティビティの準備をしたりしました。また、ゲストスピーカーの方に学校の制度や子どもたちの雰囲気を教えていただいたり、アメリカの子どもたちの様子など興味のあることについて質問したりしました。課外活動では、ボストンの保育所や図書館を観察したり、Discovery Museumに行って、実際にMuseumにあるもので遊んだり、現地の親子を招いて日本の遊びを教えたりしました。
放課後や休日の過ごし方を教えてください。
放課後は、電車やバスに乗ってボストンの観光をしたり、お土産を買ったりしました。休日には、スーパーで買った食材を使って寮で料理をし、タコスを作ったりニューヨークのオプショナルトリップに参加したりととても楽しみました。アメリカで電車に乗ることは少し緊張しましたが、何度か乗ると慣れて友達と計画を立てながら様々な場所に買い物に行けたことがとても楽しかったです。また、Showa Bostonの施設にはジムやバスケットコート・ボードゲームやピアノなどがあり、環境が充実しているため、外に出なくても施設にあるものを活用して楽しむことができました。特に印象に残っていることを教えてください。
保育所での実習が印象に残っています。 子どもの英語の発音や保育者の英語のスピード、専門的な言葉などに言葉の壁を感じました。約4時間を5日間という短い時間で、できることは限られていましたが、保育者の言葉を真似してみたり、子どもと目を合わせ、笑顔を忘れずに関わることで子どもたちとたくさんコミュニケーションを取ることができたと思います。また、午後のクラスルームでは実習であったことを話したり、できたことや不安・疑問を共有したりする時間がありました。先生がフィードバックをしてくれたので、次の実習に向けて不安を解消したり、新たな課題を見つけて取り組むことができ、充実した実習ができました。実習を進めていく中で、日本の保育との比較をしたり、実習の中で疑問に思ったことを保育者に質問したりして自主的・積極的に行動することができたのでより多くの学びを得られたと思います。
プログラム参加を通して、成長したことや変化したことはありますか。
初めは完璧な英語を話さなければ伝わらないと思い、英語を話すことに苦手意識を持っていましたが、Showa Bostonの先生やスタッフの方々が優しく話を聞いてくれたので英語を話すことに挑戦することができるようになりました。また、質問をすることを求められる環境であったことや、学生の積極性に対して真摯に受け止めてくださる先生ばかりだったので、小さな疑問やアイデアを発言したり、自ら学びに行く姿勢ができたりと積極性をより身につけられたと思います。
参加を検討している人へのアドバイスやメッセージをお願いします!
私は実際にボストンに行くことで、「こんなこと」と思わずに質問する精神やネットなどで調べるだけでは知れない現地の声を学ぶことができました。また、授業や実習での学びだけでなく、友達と出かけたり、ボストンの子どもたちと触れ合ったりすることで思い出もたくさん作ることができました。英語は意外と何とかなるし、何か疑問や不安を感じた時に、気持ちに寄り添って話を聞いてくれたりアドバイスをしてくれたりする先生方ばかりなので、少しでも興味がある人は参加してみてほしいです!