【短期】アルカラ大学スペイン語研修（国際学科M.Sさん）
留学種別：短期エリア：スペイン /アルカラ
参加時期：2023年度春季休暇中
参加プログラム：アルカラ大学スペイン語研修
スペイン・マドリード自治州にあるアルカラ大学は、1499年にシスネロス卿によって創立されたヨーロッパ最古級の大学として知られています。本研修はアルカラ大学附属のスペイン語研修機関「アルカリングア」でのスペイン語集中講義と、多くの美術館訪問・周辺観光を通じてスペインの文化と歴史に触れるプログラムです。
スペイン・マドリード自治州にあるアルカラ大学は、1499年にシスネロス卿によって創立されたヨーロッパ最古級の大学として知られています。本研修はアルカラ大学附属のスペイン語研修機関「アルカリングア」でのスペイン語集中講義と、多くの美術館訪問・周辺観光を通じてスペインの文化と歴史に触れるプログラムです。
本プログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。
この春季プログラムには、国際学科スペイン語専攻の生徒が参加したことのないという、前例がない形で参加しました。私は、海外へ行くのが今回のこのプログラムが初めてで、わからないことだらけでしたが、学校側やコーディネーターさん方の手厚いサポートのおかげで、事件や何かしらの問題に巻き込まれるということもなく無事終えることができました。私がこのプログラムに参加した理由は、初の海外経験と8月からのカリキュラム留学に向けての下見、自身の語学レベルの確認が目的でした。留学前にどんなことを感じましたか？また事前準備などについて大変だったことはありますか？
初めての海外経験になるということもあり、手荷物や預け荷物のことについて調べるのが大変でした。授業の内容・感想を教えてください。
アルカリングアの先生方は、私たちが授業の問題が理解出来るまで、簡単なスペイン語や英語を使って、親身になって寄り添ってくれたので、安心して授業を受けることが出来ました。 スラングやことわざなどの少し難しい単語が出るようなものはGoogle翻訳を使って教えてくれるなどの工夫があって、分かりやすいと思いました。 全体的な時間はとても長いですが、時々休憩を作ってくれるなど、私たちに寄り添ってくれることが有難かったと感じています。
スペイン語でスペイン語を学ぶという自分にはとても新鮮で、尚且つ発言重視であることから、授業のテーマに沿った質問をするという目標を自身で掲げ、常に話すことを心がけていました。この繰り返しのおかげで、間違えることが怖くなくなり、わからないことがあれば、自分の知っている単語で簡単な言い換えをして伝えるという習慣ができました。
スペイン語でスペイン語を学ぶという自分にはとても新鮮で、尚且つ発言重視であることから、授業のテーマに沿った質問をするという目標を自身で掲げ、常に話すことを心がけていました。この繰り返しのおかげで、間違えることが怖くなくなり、わからないことがあれば、自分の知っている単語で簡単な言い換えをして伝えるという習慣ができました。
特に印象に残っていることを教えてください。
バルセロナ観光とインテルカンビオ（言語交流会）です。バルセロナ観光は、このプログラムに参加していた先輩と新幹線の予約からガウディ建築巡りまでの1から予定したことです。インテルカンビオは、ここでしかできないこと、もっと現地の人との交流を深めたいという考えから、カリキュラム留学に行っている一つ上の先輩に誘っていただき、参加しました。
現地での生活（滞在先、授業以外の生活全般など）について教えてください。
授業以外のアクティビティでは、セゴビア観光やマドリード観光、個人でサッカー観戦、バルセロナ観光へ行きました。これらのアクティビティを通して、電車やバスなどの公共交通機関の使い方、その地域の文化や食べ物、人々の性格などを学べました。このプログラムに参加している仲間と行くときは、事前に電車の時間や、建物の見学やレストランで予約が必要かなどを役割分担していました。授業終わりによく一人でマドリードの中心街に出かけていたので、電車の乗り方は、たくさん乗って経験して覚えるという感じです。アルカラに着いた際に、コーディネーターさんの方が電車の切符の買い方を教えてくれます。私は、1か月10€でマドリード市内行き放題の定期券を購入していました。また、せっかくの海外経験ということもあり、現地の人との交流をもっと深めてみたいと考え、私の一つ上の先輩方がカリキュラム留学でスペインにいたので、先輩とインテルカンビオ（言語交流会）に参加しました。そこではスペイン語と日本語で交互に話したり、ゲームをして仲を深め、お互いの言語を学ぶモチベーションの向上が育めました。今回の留学で一番自分なりに成長したと思う点、変化したと思う点は何ですか？また、今後取り組んでいきたいことなどがあれば教えてください。
語学力も伸びたと実感していますが、主に積極性や自主性が身につきました。変化した点は、間違えることが怖くなくなったこと、小さいことでも目標を常に掲げて、達成感を知ろうという意識ができたことです。(例えば、授業で先生にこの質問をしよう、授業で５回はどんなことでもいいから発言しようなど。)スペイン語でスペイン語の授業を毎日することがとても新鮮で、スペイン語で質問したり会話をすることに慣れるための24日間だったため、これからの大学での授業でも積極的にスペイン語で発言、質問してみたいなと考えています。
これから留学を目指す方へ、アドバイスや激励のメッセージをお願いします。
大学入ってから始めたスペイン語ですが、大学1年生で、このプログラムに参加して良かったことは、まず私は国際学科でスペイン語専攻なので、カリキュラム留学では同じ場所・滞在先になるので、一足先に下見感覚で行くことができたことです。私は自身のスペイン語力にあまり自信がなかったこともあり、このプログラムで自分の語学力がどれぐらいなのかを確かめる機会にもなりました。もちろん、このプログラムに参加したことで、スペインで過ごす中でスペイン語を学ぶ機会も多く、たったの3週間と少しで語学力がぐんと伸びました。 また、このプログラムで出会った仲間とすぐに意気投合したこともあり、プログラム後にも遊ぶ仲になりました。 私はこの研修を通して、行動力と積極性を養うことができたと感じました。スペイン人との交流をこの3週間のうちにしたいと考え、インテルカンビオ（言語交流会）を探し、何回か参加したり、道が分からない時に敢えてスマホに頼らず、人に聞くなどをして、スペイン語を使う機会を自分で増やし、語学力向上に繋げる積極性や行動力が身につきました。 初の海外で、緊張したことは多かったものの、最終的に第二の実家のような存在になりました。
