全人的教育力、質の高い実践的指導力・教育経営能力を備えた教員・研究者の養成
INDEX
人間教育学専攻の特色
本専攻は、社会人・現職教員も学ぶことができるように時間割を工夫しています。小学校専修免許状と幼稚園専修免許状が取得できます。また小学校・幼稚園の二種免許状があれば、学部の授業を履修することで一種免許状も取得できます。本学附属教育施設や地域の行政機関等との連携によって、社会の変化や子どもたちの変化に的確に対応できる「高度の実践的指導力」「優れた教育経営能力」および「国際的視野」を高めることを目標としています。そのための魅力的な科目を開設するとともに、ワークショップやフィールドワーク等を取り入れ、今日的ニーズに応える研究者・教育実践者の育成を目指しています。
01
社会人・現職教員も学ぶことができます
特別枠の社会人入試を実施しています。実質的には教職大学院の理念や条件に近づけるように教員の配置やカリキュラムを工夫しています。同時に研究者としての力量を身につけるための教員とカリキュラムもそろえています。
02
小学校・幼稚園の専修免許が取得できます
これからの教員養成では、専修免許を持つ教員の養成が主流になります。現職の先生方も専修免許の取得が求められます。本専攻では小学校・幼稚園の一種免許を持っている方であれば、24単位を履修し課程を修了することで専修免許が取得できます。
03
魅力的で多様なカリキュラムが用意されています
道徳教育、幼児教育、教科教育、表現教育、情報教育、特別支援教育についての理論と実践
生徒指導・教育相談、特別活動、学級・学校経営についての理論と実践
教育経営、授業研究についての実践的事例の分析・検討・研究
の3つの視点から編成しています。ワークショップやフィールドワーク、合宿研修、附属との連携授業等新しい教育方法を取り入れています。
生徒指導・教育相談、特別活動、学級・学校経営についての理論と実践
教育経営、授業研究についての実践的事例の分析・検討・研究
の3つの視点から編成しています。ワークショップやフィールドワーク、合宿研修、附属との連携授業等新しい教育方法を取り入れています。
指導教員・専任教員紹介
白數 哲久 教授 |
1.海外の動向を踏まえた科学教育におけるカリキュラム開発とサイエンス・コミュニケーションに関する研究 2.文化・歴史的活動理論に基づいた生活・総合の研究 3.ものづくりとプログラミングの活用を融合させたSTEAM教育の実践的検討 |
中村 徳子 教授 |
1.応用行動分析から考える教育・保育現場で活かすポジティブ行動の支援 2.応用行動分析に基づく保護者支援(ペアレント・トレーニング) 3.乳幼児を対象とした比較認知発達に関する心理学的研究 |
今井 美樹
准教授 | 1. 歴史的視点を視野にいれた食教育に関する研究
2. 小・中・高等学校の家庭科教育の指導法に関する研究 |
遠藤 純子
准教授 | 1.乳児保育の質向上に関する研究
2.保育者の専門性・保育者養成教育に関する研究 3.保育現場における多職種協働に関する研究 |
國分 有穂
准教授 | 1.基本動詞と定型表現のネットワーク化と意味拡張に焦点をあてた日本人英語学習者の語彙学習モデル構築と実践
2.「外国語・外国語活動」指導力育成のための教員養成カリキュラム・教員研修の開発 3.小学校英語教員養成課程における音声·文字指導に関するカリキュラムの開発 |
早川 陽 准教授 |
1.図画工作科・美術科教育に関する研究 2.表現活動や造形素材、アート鑑賞に関する研究 3.生活文化(美術文化)に関する研究 |
森 秀樹 准教授 |
1.小学校におけるプログラミング教育の実践研究 2.学校での1人1台情報端末の活用と教員支援 3.デジタルものづくりを通じた学びのデザイン |
緩利 誠 准教授 |
1.社会に開かれた教科等横断的カリキュラムのデザインとそのマネジメント 2.ポジティブ・アプローチに基づく共創する学校組織開発の方法 |
開講科目(2024年度)
幼児教育研究 AⅠ1 | 言葉 | 食育・栄養教育研究Ⅰ1 | 食生活・食文化と教育研究 |
幼児教育研究 AⅠ2 | 言葉 | 食育・栄養教育研究Ⅰ2 | 食物教育の指導と実践 |
幼児教育研究 BⅠ1 | 環境 | 児童英語教育研究Ⅰ1 | 児童と英語教育(理論) |
幼児教育研究 BⅠ2 | 環境 | 児童英語教育研究Ⅰ2 | 児童と英語教育(実践) |
幼児教育研究 CⅠ1 | 人間関係 | 臨床発達心理学研究Ⅰ1 | 幼児期・児童期における発達的問題 |
幼児教育研究 CⅠ2 | 人間関係 | 臨床発達心理学研究Ⅰ2 | 幼児期・児童期における臨床心理学的支援 |
音楽表現教育研究Ⅰ1 | 幼児教育における音楽表現の課題と展望 | メディア教育研究Ⅰ1 | ICT活用の理論と実践 |
音楽表現教育研究Ⅰ2 | 表現技術の応用と展開 | メディア教育研究Ⅰ2 | 情報教育の理論と実践 |
造形表現教育研究Ⅰ1 | 造形表現と教育研究 | 発達教育心理学研究Ⅰ1 | 幼児の発達と教育心理学研究 |
造形表現教育研究Ⅰ2 | 造形表現教育の指導と実践 | 発達教育心理学研究Ⅰ2 | 幼児心理学教育の指導と実践 |
国語教育研究Ⅰ1 | 国語教育の理論と実践 | 学校教育実践研究Ⅰ1 | 協同学習の理論と実践 |
国語教育研究Ⅰ2 | 国語教育の指導と評価 | 学校教育実践研究Ⅰ2 | 教育課題への理解と対応 |
算数教育研究Ⅰ1 | 数・量・図形概念の形成と算数教育 | 比較教育社会学研究Ⅰ1 | 社会・文化現象としての教育を、社会学の視点から比較研究 |
算数教育研究Ⅰ2 | 思考・判断・表現力の育成と算数・数学教育 | 比較教育社会学研究Ⅰ2 | 諸外国の教育政策・事例からみる日本教育の普遍性と特殊性 |
理科教育研究Ⅰ1 | 自然認識の発達と教育研究 | 教育経営研究Ⅰ1 | 学校教育に求められるもの |
理科教育研究Ⅰ2 | 自然認識教育の指導と実践 | 教育経営研究Ⅰ2 | 学校教育の質を高めるために |
音楽教育研究Ⅰ1 | 音楽表現と教育研究 | 教育研究実践演習Ⅰ | |
音楽教育研究Ⅰ2 | 音楽表現教育の指導と実践 | 教育学演習Ⅰ-1 | |
図画工作教育研究Ⅰ1 | 図画工作・美術教育の理論 | 教育学演習Ⅰ-2 | |
図画工作教育研究Ⅰ2 | 図画工作・美術教育の実践 | 教育学特別研究Ⅰ | 修士論文作成指導 |
修士論文テーマ
- 学びにおける楽しさとは何か―板倉聖宣の楽しい授業論とその実践を手がかりにして―
- 児童期の英語教育における効果的なICT機器の活用に関する研究
- 子どもと自然との関わりで育つ自然認識の能力と環境の構成
- 子育て家庭支援における施設の役割と保育相談支援
- クラスに「気になる子ども」がいる保育者への支援―ティーチャーズトレーニングプログラムを用いたサポート―
- 知識の「ずれ」が知的好奇心に及ぼす影響―「ざんねんないきもの事典」の研究を通して―
- 幼稚園・保育所等から小学校への言語環境の変化―学習言語・保育言語・生活言語の違いについて―