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2022.02.15

女子大生と男子校中学生が一緒に考えるプロジェクト2年目 「無意識のバイアス―立ち止まって考える」開催

昭和女子大学(理事長・総長 坂東眞理子:東京都世田谷区)と、男子進学校である駒場東邦中学校 (校長:小家一彦)が連携して、女子大生と男子中学生が一緒に考えるプロジェクト「無意識のバイアス―立ち止まって考える」を2月21日(月)に開催します。学生が学生に教える「ティーチング・アシスタント(TA)」の訓練を受けた昭和女子大学生が、中学2年生の男子生徒と一緒に「無意識のバイアス」を考えます。このプロジェクトは異なる価値観を持つ他者を理解することを目指して昨年始まり、今回が2年目です。3年間継続し共同でプロジェクト報告をまとめる予定です。

プロジェクトに参加するのは、昭和女子大学グローバルビジネス学部を中心に人間社会学部、国際学部の1~3年生15人と、駒場東邦中学校2年生。両校は距離も近く、昭和女子大学のジェンダー平等を考えるセミナーに駒場東邦中の教員と生徒が参加したのをきっかけに昨年、女子大生と男子中学生という「最も接点のない遠い存在」同士で、異質な価値観を持つ他者を理解することを目指して「無意識バイアス」を考えるプロジェクトを共同で立ち上げました。

駒場東邦中学校のロングホームルームの時間に、昭和女子大生がオンラインでテーマとなる課題を提案し、それをもとに中学生が課題を考えていきます。昨年は、「ディズニープリンセスの変遷」と「ファーストジェントルマン」を取り上げました。今回は、同じ中学生が、「こんなとき、あなたならどう思う?」と「世の中の反応から見る固定概念の変化」をテーマに、ともに自分たちの中にある無意識バイアスについて考えます。

学生リーダー太田優菜(グローバルビジネス学部会計ファイナンス学科3年)
「昨年度携わった活動に今年度も参加することができて光栄です。昨年度よりも大学生と中学生がより無意識のバイアスについて理解を深められるような活動になればいいなと思っています」

駒場東邦中2学年
「今年度は様々な人の立場に立って物事を考えられるように企画を検討しました。ジェンダーや障碍など、多様な考え方を学ぶことが他者を理解する足がかりになることを期待します」

昭和女子大学でプロジェクトを担当する小森亜紀子専任講師
「今年も学生はたくさんの時間をかけて、中学生と一緒に考える内容を模索いたしました。いろいろと調べる過程で、自分たちも大きな学びを得ています」

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