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2023.04.07

昭和ボストン新学長ご挨拶

​昭和ボストンの第4代学長を務めることになったブルース・ストロナクです。今回の任命を大変光栄に思います。横浜市立大学の学長を4年間、テンプル大学の日本キャンパスであるTUJの学長を13年間務めるなど、日米の大学で長いキャリアを積んできた私は、米国における日本の最高峰のキャンパスを率いるという素晴らしい機会を得ることができました。
 
昭和ボストン理事会のメンバーとして、私はすでに昭和女子大学・昭和ボストンファミリーの一員であるかのように感じていました。また、坂東理事長(現 総長)とTUJを昭和女子大学キャンパスに誘致したことで、昭和女子大学のグローバル化をサポートする役割を果たせたと実感しています。TUJと昭和のパートナーシップ、そして私たちが作り上げたダブル・ディグリーなどのコラボレーション・プログラムを誇りに思ってます。
 
このポジションで、私は自分の日米での長年の経験や学び、そしていろいろな方々との交わりを有効的に使うことができると思っています。私はボストンの北のメイン州で育ちましたが、マサチューセッツ州で生まれ、ボストンは馴染みのある土地です。この49年間のうち、14年間はボストンとその近郊で、35年間は東京、横浜、新潟で過ごしてきました。愛するボストンやニューイングランドと日本の結びつきを強めるお手伝いができればと思います。
 
私は過去20年間、日本の大学の改革とグローバル化についてアドバイスをしてきました。そのため、昭和ボストンを率いるこのチャンスはとてもエキサイティングです。日本の大学のキャンパスはアメリカでも数少なく、グローバル化の中で日本の大学がどのように海外キャンパスを発展させていくかのモデルになるでしょう。
 
グローバル化は、今後10年間の日米両国の大学の発展の鍵であり、グローバル化した世界で生きていく新しい世代の日米人を教育するための鍵でもあります。また、日米関係は両国にとって最も重要なものであり、その関係は国を超えた教育的・社会的な結びつきを維持することによってのみ強く保たれるものです。
 
昭和女子大学は急速にグローバル化しており、昭和ボストンはその進展のための重要な要素のひとつです。グローバル化とはどういうことでしょうか?それはとてもシンプルなことです。大学が成功し続けるためには、学生に海外留学の機会を与え、留学生を受け入れ、外国人教員を採用し、海外資産を開拓することができなければならないのです。
 
私は過去に海外キャンパスのリーダーとして、メインキャンパスとの連携やコミュニケーションがいかに重要であるかを知っていますし、ホスト国の大学と提携することの重要性も知っています。日本人以外の学生、日本以外の文化、日本以外の言語と交流する機会を持つことで、昭和女子大学と昭和ボストンの学生は、日本のグローバル化のための重要な役割を担うこととなるでしょう。
 
私は、昭和女子大学と昭和ボストンの継続的な発展の一翼を担えることを心から嬉しく思います。
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