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2023.04.19
【英語コミュニケーション学科】グローカル人財を育てる「英語イマージョン教育」
各セクションが更新しているブログをピックアップ。今回は国際学部英語コミュニケーション学科の教員による記事です。
英語コミュニケーション学科では4年間のカリキュラムに海外留学が組み込まれています。学生たちは2・3年次に昭和女子大学の海外キャンパス「昭和ボストン」や海外協定校で学び、各自の目標や英語の運用能力に合わせて留学先や期間を選択できます。英語で学ぶ経験と多様な背景をもつ人々との出会いは世界で活躍する力に繋がります。
英語コミュニケーション学科では4年間のカリキュラムに海外留学が組み込まれています。学生たちは2・3年次に昭和女子大学の海外キャンパス「昭和ボストン」や海外協定校で学び、各自の目標や英語の運用能力に合わせて留学先や期間を選択できます。英語で学ぶ経験と多様な背景をもつ人々との出会いは世界で活躍する力に繋がります。
イマージョンとは「浸す」という意味の英語で、例えば、日本での英語イマージョン教育の場合は、1日の半分程度の授業を英語で受け、残りは日本語で受けるという教育法を指しています。この方法は、半世紀ほど前にカナダで始まり、その後、アメリカでも広がり、現在は世界中で実践されています。日本でも、静岡県の私立加藤学園暁秀初等学校で英語イマージョン・プログラムが始まり、その後、私立の小学校、中学校、そして、高校でも徐々に広まっていきました。公立学校でも、2年ほど前に愛知県の八町小学校で初めての英語のイマージョン教育コースが始まりました。また、何と驚いたことに、私達と同じキャンパスにある昭和小学校でも2024年度から本格的な英語イマージョン教育が始まるそうです。
グローバル化が進むこの世の中で、このようなバイリンガル教育が日本の至る所で実践されるようになり、その成果として、より多くの「グローカル人財」が日本から世界に羽ばたいてくれることを、私は心より期待しています。ご参考までにですが、英語イマージョン教育を受けると、なぜ英語が身につきやすいか。毎日英語を実際に、授業で自然に使いながら身につけるためだと私は分析しています。皆さんも、英語を身につけてから使おうとするのではなく、このようなバイリンガル教育の実践や海外留学の成功例に見られるように、授業中や日々の生活の中で英語を使いながら身につけて、身につけながら使ってみてはどうでしょうか。そうすれば、日本にいても、きっと「使える英語」を身につけることができるようになりますよ。