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2023.02.28

マスコミ系「就活を聞く会」で内定者にインタビュー (前編)

ishizuka
石塚 そよか
初等教育学科。学報委員長。趣味はカメラを持って散歩に出かけること。
 昭和学報の記事を担当している学報委員会で、マスコミ系に就職が決まった人間社会学部 現代教養学科4年安部葉南さんに「就活を聞く会」を設けました。前編では安部さんの就活体験を聞き、後編では就活が不安な方や就活真っ最中の方へのアドバイスをもらいました。

Q1:就職が決まった業種とそれを志望していた理由について教えてください。

A. 内定をいただいたのは総合職で、テレビ放送局です。早期採用で技術系の職種を目指している人向けの試験を受けて内定をもらったので、名前は総合職ですが技術寄りのことを専門的にやっていく形です。志望した理由は、昔からピアノをやっていて音楽的なことが好きで、かつテレビも好きだったので、音とテレビをかけ合わせた音響をやりたいと思ったからです。また、親の影響で(父親がカメラマンをやっていたので)「テレビの仕事は色々な世界が見られて面白いな」という漠然とした憧れがありテレビ関係の仕事を目指していました。

Q2:マスコミ系の就職に必要なことはありますか。

A. マスコミ系の就職において「何学部か」は関係ないと思っています。どんな学部の人でも受けられるところが面白い。間口が広く、いろいろな分野に興味を持っている人が多いです。建築学部を卒業して記者をやっているとか。ですので、何に対しても興味を持つことが大事だと思っています。「何にでも興味を持てる人」がマスコミ系の就職に強いのではないかと個人的には思います。また、テレビ局ならテレビが好き、出版社なら本が好き、新聞社なら新聞が好きというように「どれくらいその媒体が好きか」も大事だと思っています。

Q3:就活の流れを教えてください。

A. 実は1、2年生の頃から興味のある説明会には参加していました。3年生から本格的にスタート、テレビ業界の就活は早いので3年夏からインターンシップが始まりましたが、全部落ちました。秋ごろから採用試験も始まったので、インターンに参加していない会社にもエントリーシートを出し続け、3年生の1月に内定をもらいました。内定をもらってから入社まで1年以上あったので、かなり早期に決まったと思います。ですが、業界によって始まる時期は異なるので、「早ければ良いというわけではない」と全就活生に伝えたいです。

Q4:どのような働き方をしたいと考えていますか。

A. 会社の大きなプロジェクトの中心人物になりたいと思っています。そのために、資格の取得や勉強を継続して頑張りたいと思っています。

Q5:大学で学んだことや身に着けた力のなかで、就職先で活かしたいものは何ですか。

A. 社会全般を学ぶ現代教養学科ではいろいろなことに挑戦しました。例えば地域創生やラジオ番組を作るプロジェクトに参加したり、他学科の人とイベント運営をしたり。どの仕事も全部面白くて、さまざまな経験ができるテレビ局で働きたいという思いにつながりました。大学入学前は、「テレビの技術だけ」の仕事ができる職場を探していました。ですが、本学に入って希望の職種は変わりましたし、10年後の自分の目指す姿も変わりました。
 大学で何を学んだかと言われると言語化しにくいのですが、「何でもやりたい」という気持ちが芽生えたのは、現代教養学科に入ったからだと思います。
 また、現代教養学科の授業はグループワークが多かったので、周囲の人と協力する力が身に付きました。以前は1人で何とかしようとしがちでしたが、周囲の人と協力することでより良い案が浮かんだり、他の人のアイデアを聞いて勉強になったりといった経験を得られた4年間でした。就職先では現代教養学科で培った「なんでも経験したい」という精神を活かしたいと思っています。
 
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後編へ続く
 
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