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プレスリリース
2020.06.05

コロナ禍で生まれた「新しい学生交流」– テンプル大学ジャパンキャンパスとオンラインで活動

 昭和女子大学では、同じキャンパス内にある米国ペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパス(以下TUJ)と学生同士が交流を続けています。新型コロナウイルス感染拡大による学生の校内立ち入り制限が続く中、オンラインを通じた「新しい学生交流」に活動拠点を移します。互いの言語で交流する「英語サロン」「日本語サロン」が新たな形で6月5日から本格スタートします。
 
 2019年9月に昭和女子大学の敷地内にTUJが移転して以来、両大学間で様々な学生交流が行われてきました。狂言や刀剣などの日本文化を一緒に学んだり、共同で利用する学生食堂で世界の食を紹介する「世界食堂」メニューを一緒に開発したり、クラブ間で交流し合ったり。その中で、両大学の学生グループが互いの学生のために企画した「日本語サロン」「英語サロン」が、昼休みを利用して対面で行われてきました。しかし、新型コロナウイルス感染を避けるため、両大学ともオンライン授業に移行。学生は登校禁止となり交流の場が失われました。
 
 交流再開を目指して、5月22日にZoomで日本語サロンを試験的に実施しました。両大学から約20人ずつが参加、Zoomの「ブレークアウトルーム」機能を活用し、小人数グループに分かれて会話を楽しみ、オンラインならではの交流で盛り上がりました。この成功を受けて、6月5日の英語サロンから本格的に新しいオンラインでの学生交流をスタートすることになりました。
 英語サロンは、6月5日(金)12:15-13:00、7月3日(金) 12:15-13:00
 日本語サロンは、6月19日(金) 12:15-13:00、7月10日(金) 12:15-13:00
に予定しています。  

昭和女子大学とTUJ

 2019年9月に昭和女子大学の世田谷キャンパスにTUJが移転し、日米の2つの大学が並立するスーパーグローバルキャンパスを形成しています。TUJは1982年に開校、2005年に文部科学省から外国大学の日本校として認定を受け、約60か国の国籍の学生が学んでいます。昭和女子大学とTUJは2016年6月に単位互換協定を結び、互いの講座を受講するほか、2019年度から両大学で計5年学び、2つの学位を取得するダブルディグリー・プログラムも実施しています。教職員が日米の大学について学び合う「日米アカデミックフォーラム(2017年度から実施)」などで連携を深めています。
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