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学内交流
2023.11.07
ベトナム国家大学ハノイ人文社会大学来校

本学とは2000年から協定があるベトナム国家大学ハノイ人文社会大学の教員と大学院生をお迎えして、11月7日 にホイアン展に関わる特別講義と学生交流を行いました。
当日はハノイ人文社会大学の東洋学部で日本研究をされている先生方3名に加え、同研究科に在籍する修士課程・博士課程の学生が10名来校しました。
まずは国際文化研究所の友田教授による特別講義です。
ホイアン旧市街の世界遺産登録に関するお話に加えて、友田教授ご自身がこれまでに携われたハノイ市ドンラム村やフエ市フクティック村などでの国家文化財指定活動の内容や、ベトナム各地にある様々な住居様式とその背景にある歴史や特色などについて、写真や映像を用いて説明くださいました。
その後は場所を光葉博物館に移し、現在開催中の「世界遺産ホイアン日本橋展」の鑑賞、さらにはホイアン市街をまるで本当に歩いているかのようなメタバース空間の散策も体験しました。
みなさんホイアン日本橋の模型や展示されていたアオザイに関心を持ってくださり、記念写真を撮ってらっしゃいました。



最後は、本学国際学科ベトナム語専攻の学生の授業に合流し、日越の学生間交流を行いました。
まだベトナム語学習を始めたばかりの1,2年生の話すベトナム語を、すでに社会人経験も豊富で日本語も流暢なハノイ人文社会大学の皆さんが温かく受け止めてくださり、キャンパスツアーをしながら日本語/ベトナム語での交流をし、言語の違いや年齢差を超えた友好関係を築くことができました。
今回の訪問団の中には本学の卒業生(生活機構研究科・修士課程)も含まれており、現在はベトナムの大学で日本語教員として働きながら、博士号取得のためにハノイ人文社会大学にて学んでいるそうです。途中、本学在学中の恩師との再会を喜ぶ場面も見受けられました。
これからも、様々な形でハノイ人文社会大学との交流・連携を進めていきたいと思います。
