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2024.11.18

【昭和学報】クリケット日本代表選手森田さんに聞きました

 昭和女子大学クリケットクラブに所属している学生2名が、2024年女子日本代表強化選手団、女子育成選手団に選ばれました。さらに、10月8日から韓国で開催された「女子東アジアカップ 」で国際大会に日本代表選手として出場しました。東アジアカップでは、韓国、中国、日本、香港、モンゴルの5チームでが参加しました。
 代表選手としてこの大会で国際大会に初出場した管理栄養学科の森田理乃さんにクリケットとのかかわりや、今後についてお話を聞きました。
 
Q1. クリケットをはじめたきっかけは


 高校生の頃はソフトボール部に所属していました。大学でもソフトボールを続けたかったのですが、昭和女子大学にはソフトボール部がありませんでした。何かしら部活やサークル活動はしたかったので、ソフトボールと似ているクリケットクラブに入部しました。似ていると思ってはじめたものの、まったく違うところもいろいろありました。

Q2. クリケットをはじめて、変わったことはありますか

 クリケットを通して、他のいろいろな大学や社会人の選手の方たちとのつながりができて自分の世界が広がりました。日本代表は社会人や大学生など様々な人たちで構成されているため、出会いが多くありました。フレンドリーなコミュニティだからこそ、つながりが生まれやすいのも特徴だと思います。

Q3. クリケットをはじめた当初から国際試合出場を目指していましたか


 まさかここまで行くとは思いもしませんでした。今年代表になったのですが、これまでも代表になったとしても、国際試合にいくことは想像もつきませんでした。「ここまで来ちゃった!」という気持ちです。


インタビュー
いろいろなお話を楽しく聞くことができました
rensyu
練習風景
ユニフォーム
日本代表のユニフォームを着た森田さん
 
Q4. 東アジア大会出場が決まった瞬間はどのような気持ちでしたか


 コーチから電話がきて、「韓国(試合会場)行くよ!」と言われて東アジア大会出場を知りました。言われた瞬間は言葉が出ませんでした。現実味がなかったです。

Q5.  試合で韓国に行った時の様子を教えてください


 決勝戦で香港に僅差で負けてしまいましたが、試合はとても楽しむことができました。私自身初めての国際試合でいい経験になりましたし、モンゴルとの試合でバッティングで貢献することができて嬉しかったです。また、試合だけではなく仲間と食事を楽しむなどの時間があり、競技以外にも韓国の日々を満喫できて良かったです。

Q6. つらかったことは何でしょうか


 代表に選ばれた他の選手たちはすごく上手だったので、そこで自分とのレベルの差を感じました 。しかし、仲間やコーチが「絶対できる」「うまいから大丈夫だよ」と励ましの言葉をかけてくれたことで支えてもらいました。大きな不安もありましたが、楽しさもありました。

Q7. 今後の目標、ビジョンがあれば教えてください

 私自身クリケットをはじめた時はこんなに続けるとは思っていなかったのですが、ここまで来たのでこの先も続けていきたいなと思っています。
 来年は今年よりも国際試合がたくさんあるので、そこで代表選手として選ばれるように頑張っていきたいです。




 2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックではクリケットが競技種目の一つとして実施されることが決まっています。もともと世界的には親しんでいる人が多いクリケット。今後、日本でも身近になるのではないのでしょうか。
 森田さんのように世界に羽ばたいて活躍している学生がいることは、私たち学生にとってとても刺激になると思います。森田さんはじめ、昭和女子大学クリケットクラブの今後の活躍を応援したいと思います。森田さん、インタビューありがとうございました。
michi
韓国での様子
エンジン
試合前には掛け声をかけて
メダル
東アジアカップの準優勝メダル



執筆者プロフィール

三浦さん@0.1x
三浦 明日香
現代教養学科
色々な人に取材したいです!

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