昭和女子大学 人間社会学部 福祉社会学科

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受験生のみなさまへ

オープンキャンパス

オープンキャンパスでは、学科説明のほかに体験授業や個別相談を行っています。学生がソーシャルワークプロジェクトで行ったプレゼンテーションや、資格コースの実習や北欧研修の報告を行うこともあります。

オープンキャンパスの運営や個別相談では、学科の教員だけでなく在学生も参加していますので、来場者の方にとっては、直に学生生活や資格取得にむけた取組状況などを質問する機会にもなっています。

ぜひ、ご参加ください。
オープンキャンパスについては、入試情報サイトをご覧ください。

Q & A

福祉社会学科で取得できる資格について教えてください
国家資格については、社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験の受験資格と、保育士の資格取得を目指すことができます。社会福祉士・精神保健福祉士の2資格は受験資格取得後、国家試験に合格することで資格を取得できます。保育士は、資格に必要な単位を修めると卒業と同時に取得することができます。この他にも、一定の科目を履修することで任用資格である社会福祉主事、児童指導員の資格を取得することができます。
希望者は必ず資格(受験資格)を取得することができますか?
入学後に学生全員から取得を希望する資格について聞き取りをします。社会福祉士は80名、保育士は60名、精神保健福祉士は20名の定員があります。全員が資格(受験資格)を取得できるわけではありません。各資格の定員を超える資格取得希望者がいた場合は選抜を行います。また、資格(受験資格)取得には資格毎に履修要件や実習要件が設けられており、要件を満たせなかった場合、資格を取得することはできません。1年次からの成績要件が重要になりますので履修科目の単位取得、要件以上の成績を収めるよう頑張ってください。
ダブル資格の取得について教えてください。
ダブル資格は、社会福祉士と保育士、もしくは社会福祉士と精神保健福祉士の組み合わせのみ可能です。1年次より計画的に履修計画をたてることで、2資格の取得をめざすことができます。
社会福祉士と精神保健福祉士を取得することで、どのような進路に進めますか?
障がい児・者(身体、知的、精神)、高齢者等の相談支援や生活支援として、福祉・医療・保健の分野で活躍できます。
精神保健福祉士はどのような職場で働いているのですか?
精神科等の医療機関、地域の障害福祉サービス事業所、福祉行政機関、司法施設、就労支援機関など幅広い領域で活躍しています。
資格取得をめざしながら、アルバイトやサークル活動はできますか。
多くの学生が、資格取得をめざしながら、アルバイトやサークル活動を両立させています。ただし、アルバイトに時間を多く取られてしまい、学修が疎かになり結果的に資格を諦めるケースも残念ながら見受けられます。また実習中は、原則としてこれらの活動は認められません。
就職活動や国家試験対策などとあわせ、4年間をどのように過ごすのか考えながら、実行可能な無理のない履修計画や時間割をつくり、計画的に大学生活を送るように努めてください。
特別支援学校教諭の免許は取得できますか?
取得できません。
保育士資格と幼稚園教諭免許両方の資格は取得できますか?
取得できません。
資格取得を希望していますが、在学中に留学はできますか?
国家資格取得を希望する場合は、指定科目や実習等の兼ね合いで長期留学は難しいです。しかし、ボストンにある昭和ボストンキャンパスへの短期留学や海外研修に参加することは可能です。社会福祉主事のような任用資格の場合には、長期留学との両立が可能です。
特徴的な留学や福祉研修について教えてください。
デンマークのコペンハーゲンにあるUCC(University College Copenhagen)との交換留学制度があります。福祉国家と言われるデンマークの福祉・保育職の養成大学にて勉強できるだけでなく、現地の福祉・保育関連施設で実習をすることができるメニューもあります。交換留学には、英語能力スコアと成績の条件があります。詳細は学科にお問合せください。 また、留学制度ではありませんが、学科ではデンマークやフィンランド、スウェーデンの福祉・保育・医療関連施設を訪問する10日間前後の「北欧福祉研修」を実施しています。こちらは学科教員と通訳が引率するため、学科の学生であれば誰でも参加できます。なお、新型コロナウイルス感染拡大状況によって実施できないことがあります。
卒業生は、どのようなところに就職するのですか。
福祉関連施設・機関の場合は、病院(精神科含む)、保育所、社会福祉法人(社会福祉協議会、高齢者施設、障害者施設、児童福祉施設等)です。また最近は、公務員(一般行政職、福祉職、保育職)試験に合格し、地域の行政や福祉事務所・公立保育所・子ども家庭支援センターなどに就職するほか、社会福祉士や精神保健福祉士の資格取得を活かし、児童相談所で児童福祉司として活躍することもあります。福祉職(公務員)の専門試験の内容は、社会福祉士に出題される内容と重複する部分が多いため、社会福祉士の勉強が役立ちます。そのほか、資格を取得して、福祉系の企業や一般の企業に就職し、本学科で学んだ福祉・保健医療・保育の知識や福祉マインドを活かしている卒業生もいます。
将来どんな仕事に就きたいか決まっていないのですが、入学してから資格を考えることができますか?
入学時に様々な領域の資格科目を履修した上で、早期の段階で決められるとよいかと思います。
国家試験対策はどのようなことを行っていますか。
3・4年次の科目として国試対策を行う科目を配置しています。また、模擬試験の実施やエクステンション講座の活用、国試対策担当教員及びゼミ教員による個別指導や面談などを行っています。さらに、合格者の話を聞く会の開催、集中講座、直前講座の開催など、学生の希望や学習到達目標を確認しながら、きめ細やかにサポートし合格をめざしています。
ボランティアをしたことがないのですが、入学後に困ることはありませんか。
学科の科目履修で、ボランティア経験を要件とするものはありません。大学入学後に、はじめてボランティアを行ったという学生も多くいますので安心してください。また本学科には「ソーシャルワークプロジェクト」という必修科目があり、個人やグループで夏休み等にボランティア活動を行います。福祉にかかわる分野は非常に幅広く、かつ、対人援助においてコミュニケーション能力は必須であるため、本学科では学生が地域のなかで主体的に学ぶ機会を大事にしています。