各種方針

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大学運営に関する方針

 昭和女子大学は、建学の精神に則り、「世の光となる」人材育成の目的を達成し、大学の将来に関する方針や計画を実現するため、大学運営に関する方針を以下のとおり定める。

1.体制及び運営
 関係法令や学則をはじめとする各種規程に従い、大学の行う教育研究ならびに諸活動を実施するための組織を適切に編成して運営体制を整える。組織においては責任体制を明確にし、所要の職を置く。学長のリーダーシップの下、公正かつ透明な意思決定を図り、適正に組織を運営する。自らの活動に対し、定期的に自己点検・評価及び外部評価を行い、絶えざる改善を図る。

2.法人との連携
 大学は、所期の目的を達成するため、法人と適切な連携を図る。

3.財務
 法人は、教育研究環境等の維持向上及び発展を図るため、堅固な財務基盤を構築する。中・長期の財務計画を策定し、計画に沿って安定的な財務運営を行う。大学は所期の目的を達成するため、適切な予算編成を行い、適正に執行する。

4.情報の公開
 大学に関する情報を、各種媒体を使って積極的に公開する。

教育研究等環境に関する方針

 昭和女子大学(以下、本学)は、建学の精神をはじめ諸規程・方針に定められた目的に沿い、学生の学修及び教員による教育研究活動を十分に行うことができるようにするため、教育研究等環境に関する方針を以下のとおり定める。

1.施設設備
 本学における学生の学修及び教員の教育研究活動を安心・安全かつ効果的に推進するため、校地、校舎、施設設備を有効に整え、衛生面を考慮した上で、高い機能性や利便性を備えた環境を整備する。

2.図書館
 本学における学生の学修及び教員の教育研究活動の発展向上を支援するため、図書、学術雑誌、電子情報等の学術情報資料の体系的な収集、蓄積、提供に努める。また、学修及び教育研究の多様なニーズに応えるため、図書館施設の機能の拡充や利用環境の整備に努める。

3.情報通信環境
 本学における学生の学修及び教員の教育研究活動、ならびに教職員の業務を安心・安全かつ効果的に推進するため、学内ネットワーク等の情報通信環境を整備し、実効力のある運用体制を構築する。また、情報の保全管理に留意し、活用を推進する。
 情報環境については、本学の諸規程に基づき、情報環境を利用する構成員に対して情報倫理に関する教育機会を提供し、啓蒙及び徹底周知を図る。

4.研究環境
 本学の教育研究活動を推進し、質の向上や活性化を図るため、教育研究等環境を整備する。 
 

研究に関する方針

 昭和女子大学(以下、本学)は、建学の精神をはじめ中期方針及び諸規程等に定められた理念・目的を達成するため、研究に関する方針を以下のとおり定める。

1.研究の推進
 広く社会に貢献する研究活動を推進し、若手研究者の育成に取り組むと共に、研究成果を公開して、教育及び社会に還元する。

2.研究支援
 研究環境の整備に努め、学外研究資金獲得の支援を行うと共に、学内研究費制度の定期的な見直しにより、多様な研究活動を支援する。併せて、教員、職員双方の事務負担軽減に努める。
 若手研究者支援と研究者のライフイベント復職支援についても、本学の重点目標として取り組んでいく。

3.研究倫理遵守体制
 適正な研究活動を行うために研究倫理遵守体制を構築し、学生及び教職員を対象に不正行為を防止するための研究倫理教育を行う。本学の研究者は、高い倫理意識と問題解決能力を持ち、責任ある研究活動を行う。また、研究費の公正な執行と管理に努めるため諸規程を整備し、明確な責任体制を設ける。  
  

社会連携・社会貢献に関する方針

 昭和女子大学(以下、本学)は、建学の精神をはじめ諸規程・方針に定められた目的に沿い、多様性を相互に尊重する共生社会の実現や発展に貢献するため、社会連携・社会貢献に関する方針を教育・研究の両面から以下のとおり定める。
 
1.社会連携・社会貢献を推進するための組織編成
 社会連携・社会貢献活動を適切に推進するために必要な組織を整備し、計画的に活動を行う。
 
2.地域連携・地域貢献
 地域社会における課題を解決し、活性化させるために、地域等(自治体、国、国際機関等の公的機関、NPO法人、他大学等)と連携し、本学が有する資源や研究成果を社会へ提供・還元する。実践的活動において学生や教職員が地域と協働し知見を共有するなど、大学と地域等との交流や連携を促進し、双方の発展に貢献する。
 
3.産学官連携
 産業界や公的機関と連携し、受託研究等の研究活動を推進するほか、実践的活動に学生や教職員が参加し知見を共有する等を通して、本学が有する資源や研究成果を社会へ提供・還元し、社会の発展に寄与する。
 
4.国際連携・国際貢献
 国内及び国外における海外高等教育機関と連携し、学生や教職員に向けて、教育研究及び教育研究環境の国際化や豊富化、国際交流に関する機会創出を積極的に図る。また、教育研究における国内外の機関や地域との連携や交流により、国際社会の発展や平和と安定に貢献する。

5.高大連携
 高校と連携し、本学が有する資源や教育研究の知見や成果、教育的プログラムを高校へ提供することを通して、双方の相互理解や交流を深め、中等及び高等教育の充実発展に貢献する。  
  

アセスメント・ポリシー

 1.目的
 昭和女子大学(以下、本学)では、人材養成の目的や教育目標を実現するため、学位授与方針、教育課程の編成方針、入学者受入れの方針を定めている。これら3つの方針に従って進めている教育活動について、教育の質保証と改善を図ることを目的として、時期・レベルを分け、アセスメントを実施する。アセスメント結果は公表する。
 アセスメント結果は、教育活動の改善に活用する。
 
2.実施体制
 本学では、アセスメント・ポリシーの目的に示されたとおり、機関・大学レベル、教育課程レベル(学科)、科目レベルの3段階のレベルにおいて、入学前・入学時、在学時、卒業時の3つの時期にアセスメントを実施する。
 
3.評価の方法
 アセスメント項目の測定に関しては、質的な方法と量的な方法を利用する。
 アセスメントに利活用するデータについては、当該部署、関係部署およびIR推進委員会が提供する。
 
4.アセスメントの項目と実施主体
 3段階のレベル・各時期におけるアセスメントの項目と実施主体は、それぞれチェックリストに示すとおりとする。


   

その他関連方針等(リンク)