在学生インタビュー
人間社会学部
福祉社会学科
M・T さん
大手総合建設企業(一般職)内定
(出身高校:私立 日本大学豊山女子高等学校)
福祉社会学科
M・T さん
大手総合建設企業(一般職)内定
(出身高校:私立 日本大学豊山女子高等学校)
OUTLINE
大学では福祉分野の資格取得に結びついた学びとプロジェクト活動に積極的に取り組み、自己成長へとつなげたTさん。充実した学生生活から就職活動について振り返っていただきました。
成長を実感した学生生活
将来を見据えた学科選択
将来は、漠然と "誰かの役に立ちたい" という思いがありました。高校生の頃は、家族など身近に公務員が多く、頻繁に話を聞いていたこともあって、福祉分野について学んで公務員として働きたいと考えていました。福祉社会学科は実習が多いカリキュラムのためより実践的に学べること、そして、社会福祉士・精神保健福祉士受験資格・保育士資格の3つの国家資格取得が可能であることも魅力に感じ、多方面への可能性を秘めていることから、進路の選択が多く用意されている環境に安心感を覚え、昭和女子大学に入学しました。私は、現在も社会福祉士の資格取得を目指して勉強に励んでいるのですが、学内の集中講座や実習など、資格取得に向けたサポート体制が本当に充実していると感じています。そして何よりも、同じ目標を持った仲間が多くいることは本当にありがたく、日々切磋琢磨し合いながら取り組める環境があることも活力になってます。
大学2・3年次に行った社会福祉士の実習では、実習先の施設の利用者の方に向き合い続ける貴重な経験をしました。実習当初は利用者の方との接し方に戸惑いもありましたが、利用者の声によく耳を傾け、寄り添い続けることで、利用者の方が何を求めているのか少しづつ理解できるようになりました。実習によって、社会福祉士のやりがいを感じるとともに、人としても大きく成長できたと感じています。
自己成長につながったプロジェクト活動
私は大学2年生の6月から1年間、現代ビジネス研究所がプロジェクト型学修として支援する「大井町地域ブランディングプロジェクト」に参加しました。プロジェクト型学修とは、社会や企業が抱える課題を学生目線で解決する取り組みで、学生が主体となって活動できることから思い切って挑戦しました。「大井町地域ブランディングプロジェクト」は、昭和女子大学の研修施設「東明学林」がある神奈川県大井町でフィールドワークを行い、同町が抱える課題を抽出・分析するとともに、その課題を解決するためのプランを策定・実行するという活動です。
私たちは神奈川県大井町の役場職員の方々と協力し、同町特産品である「ひょうたん」を用いたイベントの企画・運営を行いながら地域活性化に努めました。幅広い世代の方に満足いただける企画を実現するために学生同士がスムーズに連携する必要がありましたが、スタート当初はプロジェクトをどう進めていくか合意できず、企画立案に苦労したのを覚えています。私は、イベントを成功させたい、みんなで協力していい企画にしたいという思いが強く、メンバーに対して積極的にコミュニケーションをとることに努め、プロジェクトチーム全体の士気を高めていきました。結果、地域の方に満足していただける企画の実現に繋げることができ、1年間を通して"よさこい祭り"や"クリスマスイルミネーション"など多くのイベントに参加し、地域の方々と接しながら、同町の魅力アップにつながる活動を行うことができました。
また、プロジェクトの中では全体の日程調整を任せていただき、職員と学生のスケジュール管理を行いました。以前の私は自ら率先して行動を起こすことが苦手でしたが、プロジェクトを進めていく中で、視野を広げて周囲の人とコミュニケーションをとることの大切さを改めて実感し、先を見据えて自ら積極的に行動できるようになったと感じています。
私たちは神奈川県大井町の役場職員の方々と協力し、同町特産品である「ひょうたん」を用いたイベントの企画・運営を行いながら地域活性化に努めました。幅広い世代の方に満足いただける企画を実現するために学生同士がスムーズに連携する必要がありましたが、スタート当初はプロジェクトをどう進めていくか合意できず、企画立案に苦労したのを覚えています。私は、イベントを成功させたい、みんなで協力していい企画にしたいという思いが強く、メンバーに対して積極的にコミュニケーションをとることに努め、プロジェクトチーム全体の士気を高めていきました。結果、地域の方に満足していただける企画の実現に繋げることができ、1年間を通して"よさこい祭り"や"クリスマスイルミネーション"など多くのイベントに参加し、地域の方々と接しながら、同町の魅力アップにつながる活動を行うことができました。
また、プロジェクトの中では全体の日程調整を任せていただき、職員と学生のスケジュール管理を行いました。以前の私は自ら率先して行動を起こすことが苦手でしたが、プロジェクトを進めていく中で、視野を広げて周囲の人とコミュニケーションをとることの大切さを改めて実感し、先を見据えて自ら積極的に行動できるようになったと感じています。
大井町職員の方にレクチャーいただき、ひょうたんを加工している様子
「よさこいひょうたん祭」出展の様子
私のキャリアデザイン
活動遍歴
インターンシップ参加企業 | 1社 |
説明会参加企業 | 20社ほど(合同企業説明会を含む) |
エントリー企業 | 20社 |
学内面談 | 19回 |
選択肢の幅が広がったキャリア相談
私は大学3年生までは公務員になりたいという気持ちが強かったので、公務員試験の対策と実習に励んでいましたが、キャリア支援センターから掲示される求人案内を見ているうちに、民間企業の仕事にも魅力を感じ始め、公務員だけでなく視野を広げて就職活動を行うようになりました。そこで一番役立ったのが、キャリア支援センターの面談です。職員の方々は私の話を親身に聞いてくださり、悩み事を1つずつ解決してくださいました。面談の中で、現在の内定先企業を教えていただいたことがきっかけで建設業界に興味を持つようになりました。そこから面談ではエントリーシート添削から面接対策まで全面的にサポートいただき、企業研究を進めていきました。面談は、毎回異なる職員の方に担当していただけるため、様々な意見をいただくことができ、本番の面接に近い対策ができました。面談を重ねる毎に自分では気づくことのできない弱点も指摘していただき、何が必要か教えていただけたので効率的な面接対策ができたと感じています。キャリア支援センターを利用したことで進路の選択肢が増え、自身の課題とも向き合うことができたので本当に利用して良かったと思っています。
今後の展望
「国家試験合格」は内定先企業から求められている訳ではないのですが、今まで学んできた結果を形にしたいと思い、引き続き資格取得に向けて日々勉強しています。仕事の面においては私になら任せられる、相談したいと思っていただけるような人になりたいです。そのためには、多くの知識を身につけて経験を積み、将来的には自らがロールモデルとなれるような人間を目指します。後輩へのメッセージ
就職活動へのアドバイスは、とにかくキャリア支援センターを利用することです。私は、もしセンターに通っていなければ、ここまで順調に就活を進めることができなかったと思っています。それほど手厚く、エントリーシートの添削や面接対策をしていただきました。在学生の皆さんもせっかく昭和女子大学に通っているのですから、絶対に活用してください!また、面談などでアドバイスいただいたことは、素直に受け入れることが大切です。私の場合、面接で「明るく笑顔」で話すことが、とにかく最初から最後まで課題でした。元々緊張しやすい性格ということもあって、就活開始当初は面接に対して苦手意識が強く、納得のいく結果につながりませんでした。しかし、言われたアドバイスを素直に受け入れるようにして、克服するために何度も繰り返し練習をするうちに、少しずつ笑顔で明るく面接に挑めるようになり、結果的に希望の企業からも内定をいただくことができました。正直なところ、「笑顔や明るさなんかより、話してる内容の方がよっぽど大事なのでは?」ということを考えたこともありましたが、就活を終えてからはいかにそれが重要なことであったのか、理解することできました。自分が笑顔だと印象が良くなるだけでなく、相手も笑顔になり、面接の雰囲気が和やかになります。みなさんも是非この姿勢を心がけて就活をしてみてください!
(取材日:2024年10月4日)