セメスタープログラムについて

本学では留学生の日本語レベルにあわせて2つのセメスタープログラムを提供しています。秋学期と春学期(それぞれ15週間)の両方で開講され、1学期または2学期の留学が可能です。学生の日本語レベルに応じて、どちらの学期からでもスタートできます。セメスタープログラムでは授業履修だけでなく、学期終了後に短期のインターンシップやボランティア活動にオプションで参加することができます。





プログラム概要は以下のシートでもご確認いただけます。(英語のみ)

アカデミックプログラム(Academic Program)

昭和女子大学にある14学科が開設する多彩な科目の内、外国人留学生も履修可能な500科目以上の中から、学生の興味と関心に応じて履修ができるプログラムです。N2以上の日本語能力が求められますが、日本語で教養や専門科目を本学学生と共に学ぶことができます。 

出願要件

  • 海外の大学及び大学院の学生であること
  • 日本語能力試験(JLPT)N2レベル相当の日本語能力を証明する公式書類が提出できること(検定試験の合格証明書など)

履修科目

在留資格を維持するために、少なくとも7科目の履修が必要です。留学生専用の日本語科目を含め、様々な科目の中から最大10科目まで履修することができます。
※授業定員や必要な日本語能力などの履修制限があるため、必ずしも希望するすべての授業を受講することができるとは限りません。
 
●Academic Program履修可能科目一覧 2024年度前期2024年度後期
※日本語レベル(N3~N1)によって履修できる科目が異なります。
 
●シラバス検索サイト:https://up.swu.ac.jp/uprx/
※シラバスの検索方法はこちら

日本語集中講座(Intensive Japanese Language Program)

日本語初級レベルを修了した学生のために開発されたセメスタープログラムです。学期毎の参加者人数および日本語能力差に応じて2つのレベルを細かく調整し、聴解、文法、コミュニケーション等の授業を通して個々の学生が着実にN2へレベルアップできるよう促します。
昭和女子大学の日本人学生サポーターの参加や、外部から社会人の方をお招きしたビジターセッションなど、生きた日本語を活用できる実践重視の授業が魅力です。
 
1年間の留学で1学期目修了時に日本語能力試験 (JLPT) のN2レベル相当に達した場合、2学期目はアカデミックプログラムに進むことができます。 

出願要件

  • 海外の大学及び大学院の学生であること
  • 日本語能力試験 (JLPT) のN3レベル相当の日本語能力がある、またはOnline Japanese Language Programを修了した者

履修科目

以下5つの日本語科目の中から、事前のプレイスメントテストの結果で履修科目が決定します。科目によっては週2回受講のペア科目があります。本プログラムの日本語科目だけで7科目に達しない場合は、外国人留学生に公開されている科目一覧の内N3レベル学生対象の科目の中から希望のものを選択できます。

日本語科目一覧

〈日本語コミュニケーション/Intermediate Japanese A・B〉
さまざまなトピックについて語彙や表現を学び、実際の使用場面を想定した会話練習を行う。ロールプレイや日本人学生とのディスカッションもとり入れ、実践的なコミュニケーション力を強化する。(90分×週2回)
 
〈日本語文法/Intermediate Japanese C〉
中級レベルの文法や語彙などの言語知識を整理しながら、上級レベルへのステップアップに必要な日本語運用能力の養成を目指す。特に、読解・聴解の基礎になる中級レベルの文法をしっかりと学ぶことで、総合的な日本語力の向上につなげる。(90分×週1回)
 
〈日本語聴読解/Intermediate Japanese D・E〉
読解学習を通し、文章を正確に読む力を身につけるとともに、文脈(コンテクスト)の中で語彙、文法を学習し、中級から上級レベルへのステップアップを目標とした総合的な日本語力をつける。また、聴解練習を通し、時事的、やや専門的な話を聞き取る力をつける。コースの最後には、学習した内容について小論文を書く (90分×週2回)
 
〈コンテンツで学ぶ日本語/Intermediate Japanese F・G〉
テーマについて、個人または、グループで主体的に調べ、知識を深めたうえでアウトプットすることを重視する。タスク活動を通して、クラスメートや日本人学生、外部の人とのやりとりの中で、自分の発話を調整したり、話を進めたりする練習をし、実際の場面で使える日本語力をつける。(90分×週2回)
 
〈Internship Preparation〉
企業情報の収集や自己分析のための方法を学ぶ。して、自身が興味のある企業について分析し、インターンシップの志望動機を書いてみる。また、ケース学習を通して職場でのコミュニケーションについて考える。(90分×週1回)
  

プログラム費用(Academic Program/Intensive Japanese Language Program共通)

¥300,000 / 1セメスター
※「交換留学生」として参加する学生は、プログラム費用が免除となります。
※本学の協定校から交換留学枠以外で参加する学生は、プログラム費用が半額となります。

単位と修了証

語学科目は1単位、その他講義科目は2単位として認定され、プログラム修了書と共に成績証明書が発行されます。
(成績証明書の発行時期:春学期=10/1、秋学期=4/1)

昭和女子大学での1単位の授業科目は、「45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とする」と国の法令(大学設置基準)と本学の学則で定めています。
よって、単位認定のためには、履修登録を行った授業科目について、規程回数以上の授業に出席し、試験を受験して合格し、45時間の学修内容をもって1単位が付与されます。
なお、ECTS単位に換算する場合は、「本学1単位=1.5 ECTS」として計算します。