2025年4月より言語教育・コミュニケーション専攻は改組し 「文学言語教育専攻 日本語教育学領域・英語教育学領域」となります。 2025年度以降の受験生の方は 「 文学言語教育専攻 日本語教育学領域・英語教育学領域」 ページをご確認ください。 |
文学研究科
言語教育・コミュニケーション専攻
■日本語教育講座 ■英語教育講座 ■英語教育専修コース(1年制)(博士前期課程)
■日本語教育講座 ■英語教育講座 ■英語教育専修コース(1年制)(博士前期課程)
Graduate Program in Language Education and Communication
(改組のため募集終了)
(改組のため募集終了)
言語教育に不可欠の専門知識・教授技能の修得と研究の場の提供
INDEX
言語教育・コミュニケーション専攻の特色
外国語教育の指導的な役割を担うことのできる専門家の育成を目的とする専攻です。日本語非母語話者に日本語を教える教師または日本人に英語を教える教師を目指す日本人学生、留学生、現職教師などを主な対象としています。総合的な「第二言語習得の科学」を修めつつ、言語教師に求められる理論と実践の融合を目指して、ティーチングスキルと高いコミュニケーション能力の習得を図ります。従来の2年制コースに加えて、2022年度に社会人を主とした1年制の英語教育専修コースを開設しました。また、社会人大学院生が履修しやすいよう、国内外の著名な研究者を招聘した集中講義および夕方以降の時間帯の科目をリアルタイム・オンライン授業で実施しています。*
*実施については、その年の履修者数や先方の大学・施設の都合等により判断します。
*実施については、その年の履修者数や先方の大学・施設の都合等により判断します。
01
幅広い視野を育成するためのカリキュラム構成
目標言語は違っても日本語教育と英語教育には共通した研究課題がたくさんあります。両教育領域を言語教育という高次の視点から捉え、いずれの領域を専攻する学生も履修でき、共に学べる共通科目を設置しています。
02
将来の専門家としての基盤作り
少人数でのきめ細かな論文指導に加え、学内外での研究発表や論文刊行が奨励され、学問的な研鑽が積めるよう配慮しています。
03
公開講座や外部講師講演会が充実
英語教育の権威、Michael Harrington博士(クイーンズランド大学)を客員教授に迎えて公開講座を開催する他、年2回、言語学や言語教育関連分野の第一線で活躍中の研究者を招いての講演会を実施しています。
04
社会人、留学生の柔軟な受け入れ態勢
大学新卒者に加え、社会人、特に現役教師に学びの場を提供し、働きながらリカレントや資格拡充がかなえられるように図っています。また留学生にも、自国の未来を背負って活躍する教育者や研究者になる道を提供しています。
1年制「英語教育専修コース」
- 土曜日、夏季・春季休暇での集中講義履修を活用し、学位取得に必要な30単位を1年間で修得
- コース科目の他に共通科目、英語教育講座科目から選択して履修
- 修学費用は2 年制コースの7割程度に設定
英語教育専修コースでの学び
指導教員・専任教員紹介
近藤 彩
教授 |
1.日本語教育学
協働学習を中心とした学習者主体の日本語教育、外国語教授法、教師養成、言語習得 2.ビジネスコミュニケーション研究・外国人労働者の支援 日本人と外国人の協働、ケース学習、ビジネス日本語教育 など |
鈴木 博雄
教授 |
1.語彙・文法の獲得と指導
2.英語読解・作文プロセスの認知機能 3.英語教材開発のための認知的説明理論 |
森 博英
教授 |
学校教育現場での英語指導や英語学習の効果、学習指導要領や大学入試改革等の英語教育政策、さらには、国際共通語としての英語使用の特徴の分析まで、応用言語学的手法を使ってアプローチする。特に、様々な場面で実際の英語でのコミュニケーションが果たす役割を重視する。 |
小川 喜正
特任教授 |
1.タスクと言語形式の焦点化
2.語彙フレーズを用いた言語教授法 3.日本人英語学習者の英作文に対するフィードバック |
池田 玲子
特命教授 |
1.日本語教育学
ピア・ラーニング(協働学習)、作文教育、アカデミックジャパニーズ、教師研修 質的研究アプローチ、社会文化的アプローチ 2.協働的コミュニケーション ビジネス日本語コミュニケーション教育、ケース学習、授業デザイン |
大場 美和子
准教授 |
会話データ分析、社会言語学
留学生の会話や外国人労働者の就労場面の会話など、接触場面のやりとりの特徴を会話データから明らかにし、実践現場への還元を考察している。 |
開講科目(2024年度)
[共通科目]
文化間コミュニケーション概論 | 言語教育と文化 | 質的・量的研究方法 | データ収集と分析 |
言語学概論 | Distinguished Scholar's Lectures | Current Issues | |
言語教授法 | 言語教授法の理論と研究 | Advanced Lecture Series | Issues in Applied Linguistics |
第二言語習得概論 | 言語習得のメカニズムと教室指導 |
[日本語教育講座]
日本語学 | 現代語の位相 | 日本語教育特殊講義E | 日本語教育文法 |
日本語教育特殊講義A | 日本語の指導方法 | 日本語教育演習 | 言語教育研究の方法 |
日本語教育特殊講義B | ビジネス日本語教育 | 日本語教育実習A・B | 日本語指導法・実習 |
日本語教育特殊講義C | 第二言語習得と日本語教育 | 日本語教育特別演習 | 研究指導・論文作成指導 |
日本語教育特殊講義D | 社会言語学と日本語教育 |
[英語教育講座]
英語教育特殊講義A | 英語教授法理論 | 英語教育演習C | コーパス研究 |
英語教育特殊講義C | 音声指導 | 英語教育演習D | 談話研究 |
英語教育特殊講義D | 第二言語習得論 | 英語教育演習F | 教材論 |
英語教育特殊講義E | 児童英語教育 | 英語教育演習G | 英文法記述の方法 |
英語教育特殊講義F | Teaching with Technology | 英語教育特別演習 | 研究指導・論文作成指導 |
英語教育特殊講義G | 英文法の習得 |
[英語教育専修コース]
英語教育方法論演習A | Oral Presentation | 英語教育方法論演習D | Academic WritingⅠ |
英語教育方法論演習B | Public Speaking | 英語教育方法論演習E | Academic WritingⅡ |
英語教育方法論演習C | Advanced Speaking Skills | 英語教育方法論 | Classroom Teaching Practicum |
修士論文・自己申請課題報告書 テーマ
[日本語教育講座]- 終助詞「ね」の習得についてー異なる学習環境における中国人日本語学習者に注目してー」
- 中国人日本語専攻留学生のコミュニケーション問題ー問題に対する意識と調整に着目してー」
- ピア・レスポンスにおけるグループ編成についての考察」
- 中国人日本語学習者の依頼発話行為の習得について」
- 中日バイリンガル児童の日本語習得」
- アルバイト場面における顧客の不満表明に対する調整の分析ー中国人日本語学習者を対象にー」
- ピア・レスポンスにおけるルーブリックの導入ーオンラインによる活動実践ー」
- 中国人日本語学習者におけるコソアの誤用と協働的活動による習得の可能性」
- 中国人日本語学習者の格助詞「に」の誤りに対するリキャストの効果-学習者の既有知識と個人差に着目して-」
[英語教育講座]
- 音読が英語構文の習得に及ぼす影響」
- 児童文学に基づく定型表現習得」
- 定型的表現の習得がライティング能力に及ぼす影響」
- 日本の小学生の英語学習におけるモチベーションと学習方略、英語運用能力の変化ーアウトプットの機会に接した児童に焦点を当ててー」
- 日中におけるリーディング活動の比較-初級英語学習者向け教科書を中心に―」
- 児童英語学習者のスピーキングに対する不安抑制の研究 -3つのタスクに焦点を置いいて-」
[英語教育専修コース]自己申請課題報告書
- 小学校で英語劇に新たな場面を加えるというタスク活動に関する実践研究」
- Effects of Keyword-Based Speaking Instruction on Fostering Improvisation in Speech for Junior High School Students」