日本語教育センター

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日本語を使って活躍できる人材を育てる
日本語教育センターは、昭和女子大学に在籍する留学生を対象に、適切なレベルの日本語プログラムを提供し、それぞれの留学生の目的に沿った日本語能力の向上を目指す組織です。大学での学びに必要なアカデミック日本語、学科の専門性を意識した日本語教育といった在学中の支援はもちろん、日本語を使って働くことを前提としたビジネスコミュニケーション能力の育成、日本人学生との共修授業の提供など、卒業後もグローバルな環境で日本語を使って活躍できる人材を育てます。

日本語教育センター News / Topics

基本コンセプト

日本語教育センターは、次のようなコンセプトの下、センターを運営しています。

▪️留学生を大学の大切な構成員と位置づけ、日本語教育の観点から必要なサポート体制を整備する
▪️留学生の発信の場を提供し、成功体験を積み上げ、自己肯定感を引き上げるためのサポートを実施する
▪️日本人学生と留学生が交わるきっかけを創出し、多文化協働力を備えた人材を育成する

役割と特徴

日本語教育センターは次の10の役割と特徴を有します。

1. アカデミックスキルをつけながら日本語を習得
2. 学科の専門性を意識した日本語教育
3. 学習理論ならびに研究の知見を踏まえ、本学教員によって開発されたテキストやリソースを使用
4. 日本人学生との共修授業の導入
5. インターンシップや、日本語を使って働くことを前提としたビジネスコミュニケーション能力の育成
6. 学科推薦の日本人学生による、学科領域に関するチュータリングの導入
7. 日本語教育・外国語教育現職者の院生や、日本語教育を専門とする院生による日本語チュータリング・授業の提供
8. 日本語学習コンサルティング(日本語相談室)の提供
9. 大学生活への適応・日本文化理解と適応のための支援
10. 海外日本語教育機関とのネットワークづくりとその活用

日本語相談室の予約はこちら(在学生のみ)  

センター長インタビュー

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外国人留学生向けプログラム

日本語教育センターは、国際交流センターと共同で以下の外国人留学生向けプログラムを企画・運営しています。
1.Showa Direct 4.5 プログラム
2024年10月にスタートした、海外の高校や日本語学校で学ぶ優秀な生徒を直接本学に受け入れ、4.5年間での学位取得を目指すプログラムです。本プログラムは文部科学省留学生就職促進教育プログラムに「 Showa Direct 4.5就職支援プログラム」として認定されています。
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2. Academic Program
JLPT N2以上の日本語能力がある留学生を対象にしたセメスタープログラムです。日本語のレベルアップはもちろん、日本語で教養や専門科目を本学学生と共に学ぶことができます。

3. Intensive Japanese Language Program
日本語初級レベルを修了した学生のために開発されたセメスタープログラムです。プレイスメントテストに応じて2レベルのクラスが開講され、聴解、文法、コミュニケーション等の授業を通して個々の学生が着実にレベルアップできるよう促します。

4. Online Japanese Language Program
本学の海外の協定大学で日本語を学ぶ大学生・大学院生を対象とした短期集中型のオンライン日本語プログラムです。日本語入門から初級レベルを修了した学生に向けたクラスで、渡日が物理的に難しい学生、あるいは日本への留学前に特に日本語力を向上させたい学生をターゲットとしています。2022年度に開始されました。
ようこそHP
『ようこそ昭和女子大学へ』
https://jltproject.jimdofree.com/

本学の日本語日本文学科 日本語教育プロジェクトの学生たちが、昭和女子大学に留学する学生のために作成したホームページです。留学生が日本での生活・大学での生活において必要となる日本語の支援を、同じ学生の目線で考え、内容を検討し作成しました。開発過程では、本学の留学生にヒヤリングをしたり、自身の海外での滞在経験を振り返ったりしながら、使う日本語の難易度や情報量にも気を配り、試行錯誤しながら完成させました。昭和女子大学に留学する学生への歓迎の気持ちが込められています。