多様な国や地域出身の日本語学習者とコミュニケーションを行う場合、日本語母語話者同士のやり取りとは異なる特徴がみられます。会話データ分析は、会話を収録・文字化することで、やり取りの特徴を客観的に分析し、日々のコミュニケーションを改善することにつなげられます。ゼミでは、実際に共同調査で会話データの収集・分析を行い、その手法を学んでいます。ゼミ生は、ゼミでの学びを日常生活のコミュニケーションでも活かしています。
卒業論文題目例:教育相談の場面の傾聴のストラテジーの分析-教職課程の大学生のロールプレイを対象に-、日韓接触場面におけるコミュニケーション・ストラテジーの分析―Language Exchange Partner Programの活動を対象に―、大学生の異性間初対面会話の分析-異性との会話に対する苦手意識に着目して-、「こじらせ女子」と「魔性系女子」の話し方の分析-日本の恋愛ドラマを対象に-、日英の恋愛映画におけるほめの分析-ほめの種類と性差に着目して-、視覚障害者と健常者はどのように会話に参加するのか-話題選択と情報交換に着目して-
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