日本語教育の現場に関わる問題を広く扱うゼミです。日本語学習者/日本語母語話者の日本語の使用状況、日本語の教科書データ(特定の項目が教科書でどのように扱われているのかを調査する)等のデータを丹念に検討することを通して、日本語教育の現場に役立つ研究を目指します。ゼミでは、3年次から司会者と指定討論者を指定して学生中心に運営しています。発言の得手不得手にかかわらず、他者との考え方の違いを楽しんで積極的に議論する姿勢を身につけてもらいたいと考えています。
卒業論文題目例:韓国語母語話者から見た日本語の「から」と「ので」ー「(으)니까」と「아/어서」との比較からー、日本語母語話者と中国語母語話者の日本語指示詞の使用実態の違いー音や匂いを指す際に選択される指示詞を中心に、日本語学習教材としてのアニメ活用の可能性―可能表現に注目して―、外国につながりのある生徒への中学国語科支援-リライト教材をもとに-
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